概要
太照天昼子の命によって、一族の世話をするために遣わされた少女。
献身的に一族の裏方を務め、さまざまなことを教え当主を導く。
家に来るときに身に付けている武器(初陣の武器)はイツ花の手作りである。
昼子とそっくりなのを、自分は昼子のファンでファッションを真似ていると主張している。
2度目の交神の儀で聞くことの出来るセリフからすると、昼子自身である可能性がある。
リメイク版では、裏京都にいる太照天昼子からその正体が明かされる。
かつて大江山京で死亡した黄川人の姉、イツ花。
彼女が太照天夕子によって天界に引き上げられた際に現世に残ってしまった肉体と魂の残りカス、それがイツ花の正体だと言う。
昼子はイツ花に対して割と毒舌で、文字通りカスと呼んだりする。
ちなみに昼子とイツ花の関係については、ゲーム内では同一人物を匂わせる描写がある程度で明確な言及はされておらず、リメイク版の追加要素で初めて明らかにされた。
一応、公式ガイドブックでの桝田省治氏のコメントでは、上記の「肉体はイツ花、魂は昼子」という設定自体は語られており、また、イツ花はイツ花で昼子とは別の人格を持っていて、完全に昼子本人というわけではないとされている。
ただし、交神時のイツ花と昼子のセリフから、お互いに知識や感覚の共有はされている模様。
ゲームにおけるプレイヤーと主人公のような関係なのかもしれない。
なお、同コメントでは、それらはあくまで製作者の考えた裏設定であって、イツ花と昼子を同一人物と捉えるかどうかはプレイヤーに委ねるとも言っている。
よって同一人物説を叩くのは製作者の意図に反する行為であると言える。