概要
CV:高山みなみ
プレイヤーへのアドバイザーとして登場する中性的な美少年。
たびたびプレイヤーの前に現われ、ストーリーの中核を明らかにしていく。
呪いをかけられたらしく、この世に実体が無い。
ちなみに、やけに露出が多く不可思議な衣装なのは、本来着用すべき袴を履いておらず、上衣のみの為である。何故なのかは不明。(ゲームデザイナーの趣味?)
長らく彼がノーパンなのかどうか議論されていたが、続編の俺屍2のコーちんの絵からノーパンであることが判明した。(公式設定画集のコーちんの絵より)
『俺の屍を越えてゆけ2』では、阿倍晴明によって処刑され呪い殺された主人公一族を嘲笑いながら復活させる。
さらにコーちん、夜鳥子を主人公一族のサポートに付ける。
※以下、ストーリーに関する重大なネタバレあり
人物(ネタバレ有)
一族に短命と種絶の呪いをかけた朱点童子・その人。
神である片羽ノお業と人間の男の間に生まれた少年で、イツ花の弟。
神と人との間の子は、時として神をも上回る力を持つという言葉通り、赤子のころから不可思議な力と赤子らしからぬ知性を持っていた。
革新派の神々によってイツ花と共に人間の主導者として祭り上げられ、大江山京で平和に過ごしていた。
しかし、保守派の神々によって帝の軍勢に攻め込まれ大江山京は壊滅。
父親は殺され、母親は捕えられ、姉のイツ花は逃亡中に死亡。
黄川人は信者の犠牲により大江山から逃がされ、一人で山を降り、稲荷ノ狐次郎神社にてお紺に拾われる。
その後、お紺の無理心中によって生死を彷徨うが、太照天夕子と魂寄せお蛍の手により忘我流水道に流され、氷ノ皇子の養い子となる。
その際、名を言わない黄川人に皇子は朱点と名付けた。
彼の血を飲み生を繋ぎ、さまざまな術(呪歌)を学ぶが、敦賀ノ真名姫の死によって身の内に溜まった復讐心が爆発し、天地に禍をもたらした。
それを鎮める為、太照天昼子として転変したイツ花は、黄川人を騙し大江山に他の討伐隊の神々と一緒に鬼の身体に封印する。
封印の器に選ばれたのは、ゲーム開始後のムービーに出てくる赤い体躯に三本の角を持った頑丈なだけが取り柄の鬼。これを攻略本では「鬼朱点」と呼んでいる。本体にも自我があるようで完全に黄川人の制御下にあるわけではないあやふやな存在(公式攻略本より)。
その後、肉体を封印され魂のみとなった彼は、更なる復讐の為、昼子の策謀を利用し封印を解く為に、ゲームの一族を手助けする(もしくはちょっかいを出す)ようになる。
最終決戦では初代当主の母、お輪の股間に潜り込み、醜い阿朱羅となって襲い来る。
凄惨な出生はあれど、叔母を数百年に渡って凌辱した挙句、肉壁にして戦うのは鬼畜極まりない。
本編のラストで一族に討伐された後は無垢な赤子になって天界へ昇り、伯母の手により母親の元へ行ったらしい。
リメイク版では本編クリア後、前世の記憶を持つ別人となり、本作の真の黒幕に対する挑戦権を示してくる。
天界での神名は「朱星ノ皇子」。
火属性で、氷ノ皇子に大きく差をつけ男神最高位に君臨する。
ただ、昼子にはわずかに及ばない。