概要
太照天夕子の義理の娘で、天界で一番偉い神様。
元々色んな派閥のあった天界を、強引なやり方で無理矢理纏め上げた実力者。
その為、彼女に反感を抱く者や、彼女に封印された者も少なくない。
最初から交神可能だが、交神に必要な奉納点は氏神を除き、最も高い。
すぐ下の太照天夕子を一万点以上も上回るボッタクリ具合である。
また、PS版では彼女のみ、交神時のセリフが複数存在する。
遺伝情報に関してはほとんど完璧で、基本能力の素質に若干穴がある程度。絶対的には間違いなく高水準である。
ただし、彼女と交神できる頃には下記の最強氏神生成に取り掛かっているプレイヤーも少なくなく、その場合は偽最強遺伝子を持ち、かつ同レベルの氏神より必要奉納点の高い彼女は敬遠されがち。
人物(ネタバレ有)
黄川人を鬼の体内に封じ込めたのは良いものの、長きに渡る戦いで天界の力はすっかり低下。
おまけに彼を完全に倒し切る事が出来なかったため、叔母であるお輪を地上に遣わして新たな朱点童子を誕生させ、自分と同格の存在に討伐させようと試みた。
しかし、討伐計画が失敗してしまったため、今度はこれまで追放した反対派の神を鬼に変え、主人公一族と戦わせて力をつけさせ、最後に黄川人と戦わせてやる・・・と言うのが本編の真相だったのである。
つまり、主人公一族は姉弟喧嘩に巻き込まれた被害者であり、地上を乱す黄川人を倒すための鉄砲玉として何世代も扱われていたのである。
昼子自身も凄惨な過去を持つとは言え、反対派を追放して鬼に変えるなど、黄川人が怒るだけの理由をばら撒いており、正に全ての元凶と言うべき存在だった。
リメイク版では裏京都の大江山で戦うことができる。
最高神だけあってその強さはメチャクチャであり、本来のラスボス黄川人が赤子同然に感じる程の実力を持つ。
もし倒した場合は
「京に帰る(後でまたぶっ叩いてやる)」「終戦を告げる(一族の呪いを解いてもらう)」
を選ぶ事ができ、
「終戦を告げる」を選んだ場合は
「全てを水に流していただけますね?」
と、これまで長きに渡る姉弟喧嘩に、主人公一族を巻き込んだのをチャラにしてくれと頼んでくる。
ここで「いいえ」を選べば京都に帰り、一族は戦いを続ける事になる。
「はい」を選べば昼子と黄川人の所業を許す代わりに、短命と種絶の呪いは解けてエンディングとなる。
果たして怨敵を果てしなく嬲り続けるべきか、積年の禍根に区切りをつけて前に進むべきか、すべてはプレイヤー次第である・・・。
イツ花「明日をバーンとォ!!信じましょ!」
余談
神は人間界ではふるえる力に限りがあり(小説版より)朱点の乱時に既に神の一柱であった昼子と、当時まだ人間であった黄川人との戦いでは、神である昼子達討伐隊は全力を出し切れず不意をついて鬼朱点に封印するのが精いっぱいであった模様。
元ネタは日本神話における最高神「天照大神」と、国作りの神であるイザナギとイザナミの最初の子供である蛭子(ヒルコ)とをかけあわせたもの。
また、「昼子」は「昼」、つまり太陽の最盛期も表しており、対して太照天夕子の「夕子」は「夕方」で最盛期が過ぎた事を意味している。
昼子以上の遺伝情報を目指す「最強氏神」というやりこみ要素がある。
「運と根性が常人の13倍以上あると自負する方はぜひチャレンジ」(by桝田さん)
俺の屍を越えてゆけ2
前作から百年後の世界でも、最高神として夜鳥子を使い惨殺された一族を復活させるなどストーリーに深い関わりを持ってくる。夜鳥子の処遇をめぐり太照天夕子と対立、彼女を天界から追放したらしい。
ヴィジュアルは前作と殆ど変わらないが、イツ花の着用していたのと似ている丸眼鏡をしている。