”黄川人”を命の恩人と慕う、お子様イタチな女の子
人間のことはわからないけど、一生懸命お手伝い
概要
蘇った主人公一族の元に”黄川人”が連れてきた女の子。
人間のように見えるが”黄川人”が言うにはイタチらしい。
プレイヤーがゲームを進めるにあたり、各種アドバイスをくれたり、様々な形でサポートしてくれる主要人物。
簡単に前作のプレイヤー向けに言えば、イツ花と同じ仕事をしてくれる。
また、イタチなので時期によって夏毛と冬毛が入れ替わり、衣装の配色も変わる。
性格
作中の「おはうぃーす!」「お疲れさーした!!」などと言う台詞どおり割と砕けた性格。
イツ花と比べると堅苦しくなく、すぐになじみやすい言動をしている。
しかしRの昼子との関係性による「とある後付け設定」もあって、逆に心から一族を支える存在だったイツ花と違ってコーちんはやや一族に辛辣的。
船を調達してきた(正確には盗んだ)田鶴姫と「バレた時には一族に責任を負わせる」と言い放った力丸を疫病神呼ばわりしたり、すぐに下天する神に対して「地上は神様の別荘じゃないってーの」と言ってのけるなど、なかなか毒舌。
そもそも彼女が恩があるのは一族ではなく黄川人である。
夜鳥子親衛隊
晴明が夜鳥子の息子だと分かった後、(具体的には祭具四つ目奪還後)休養コマンドを選ぶと、プレイヤーへ「阿部晴明を生んだ夜鳥子のことを恨んでいるか?」と問われる。
そして(今までの夜鳥子に対しての不満も含めて)「恨んでいる」と回答すると、「ちっちゃ」と切り捨てられてしまう。
晴明は同情の余地は十分あるとはいえ、一族を皆殺しや短命の呪いをかけており(この時点では)やはり一族の仇である。そして夜鳥子も一族、ユーザーへの不遇の一因であり、むしろ今作での不満点として浮き彫りになっている。
その後「人間の子供に遊びで殺されたイタチに世話させといてよく言うね」とまで言う。
一族からコーちんにお世話してくれなどと頼んだ覚えはなく、黄川人が勝手に押し付けただけである。
全文
「もしかして晴明を生んだヌエコ様のこと、恨んでんの?」
↓
「はい」を選択
↓
「ちっちゃ
人間の子供に遊びで殺されたイタチに世話させといてよく言うね
変えようがない昔のことより変えられる明日のために
(笑顔)
今なにができるか、考えたほうがずっとずっと楽しいよ」
おいしい鍋料理や討伐への強制参加による奉納点を浪費してしまう夜鳥子に対して不満を抱いていたユーザーからは夜鳥子を擁護するような言動と、上記の一族を馬鹿にするような発言により同じく嫌われてしまっている。
他にも「…というか、他にすることないの?」などユーザーを煽るような言動もあり
一族皆殺し、短命の呪いなど理不尽な処遇を一族が受けているにもかかわらずそういった事を鑑みないその態度から「所詮は畜生か」と言われる。
OPアニメでは一族の面々の死に、心の底から悲しんで泣きじゃくる姿も見られたのだが……。
名前騒動
まだ名前がなかった頃、桝田氏の提案で名前を募集することになった。
結果、約800もの応募があり、名前を選ぶ段階となった時、桝田氏は突如前言を撤回。
「僕が仮に考えておいた名前の方がやっぱりインパクトある」「どう? インパクトあるし、一度聞いたら忘れないでしょ」
として彼女の名前を自ら考案した「コーちん」に決定。
800人の応募は選考を待たずに破棄されることとなった。
余談だがこの件以降、桝田氏はスタッフに「暴れん坊プリンス」(元ネタは、桝田氏がシナリオを担当した『暴れん坊プリンセス』からと思われる)とディスられているらしい(公式開発ブログより)
開発のアルファシステムからも「あの人(前作の)音声収録直前に重要キャラの名称を変更した前科があるから信用するな」と言われるなど散々な言われようである。
(関連動画内で担当声優の福圓美里もこの件に関して話している。)
名前の「コーちん」は「コ」がカタカナで「ーちん」が全角かな。入力するときは「コ」だけをカタカナに変換すると楽。
関連動画
CV担当、福圓美里 ビデオメッセージ