概要
自動でつぶやかれる通常のツイートに加えて、リプライに返信したり、フォローを返してくれるプログラムもある。Botでもアカウントを見守る中の人がいる場合もある。
中には自動/手動のツイートを併用して独特の世界観を展開し、二次創作界隈に大きなインパクトをもたらすbotを超越した何かも存在する。 参照:ガチレズ大井bot
最近では「RTやリプライなどにあまり受け答えしない人」という意味でも広く使われるようになってきた。→「なりすましBot」
ネットワークゲームのbot
多くのネットワークゲームはゲーム中での行動時間が長ければ長いほど、他のプレイヤーより優位に立てる条件が揃う(得られる経験値、アイテム等)。
そのため、ゲームクライアントを自動で操作したり、クライアントと同等の作業を自動実行する外部プログラムなどが開発されてきた。その総称をBotと呼ぶ。
一般にBotを使う事はゲーム内外において非常に煙たがられ、運営企業によっては禁止行為としている場合もある。
bot最大の問題点は倫理的な判断が出来ないこと、つまりブラウザゲーム特有の「協力姿勢」「譲り合い・助け合い精神」といった、“生のプレイヤー”だからこそ出来る即時的かつ人間的な配慮ができないことにある。
特にMMORPGの場合、経験値と資金を自動で稼がせるために、「他のパーティーの戦闘に乱入しておいしいところをごっそり持っていく」といった非常に迷惑な行為を、何の躊躇なく実行してしまうため、ゲームを楽しんで遊ぶという“娯楽性そのもの”に被害を及ぼし、プレイヤーの迷惑となる。ひいていはプレイヤー人口の減少も招いてしまう。
またbot等のマクロ(自動操作プログラム)は、常にサーバーにアクセスをしかけて大きなデータを演算・送信し続けるため、サーバー本体に多大な負荷をかけてサーバーダウン(俗に言う「鯖落ち」)を誘発する危険性を孕んでいる。こうなると他のプレイヤーどころか、企業本体に不利益をもたらしてしまう。
こうした傾向から、botをはじめとしたマクロツールに対する検閲は厳しく、発覚した場合にはアカウント停止や追放処分など、重罰に処されることになる。