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四宮小次郎の編集履歴

2015-06-27 21:31:02 バージョン

四宮小次郎

しのみやこじろう

四宮小次郎とは、漫画『食戟のソーマ』の登場人物である。

CV:中村悠一


概要

遠月学園第79期卒業生。

現在はフランスにある料理店「SHINO'S」でシェフをしている。卒業到達率一桁台の遠月学園を卒業し、 フランスのプルスポール勲章(フランス料理界の最も栄誉ある勲章)を日本人で初めて受賞するなど、確かな実績を持つ料理人。

合宿の料理課題審査のために招かれたゲスト講師の1人で、初登場の15話で柑橘系の整髪料を使用していた学生に退学宣告をした。

しかしそれは「料理に余計な匂いが混じる」という理由によるもので、お洒落そのものに関しては肯定的であり、彼自身もピアスと髪を染めている(?)などお洒落をしている。本人曰く「作る人間がダサいと料理に色気がなくなるからな」とのこと。

同じく卒業生である乾日向子からは余計な一言をかけられることが多く、どつくこともしばしば。


冷酷非情

普段は温厚な人物だが、遠月学園の生徒たちを「下っ端」「ガキ共」と見下しており、自分に意見する者に対しては「てめぇ俺の店を潰す気か!?」「ガキが!!誰に向かって口聞いてんだ!?ああん!?」など、一転して凄まじい凶暴さを顕わにする。


合宿で「フランス料理の前菜を作る」という試験を生徒たちに課した際も、敢えて大量の不合格者を出す為に、痛んだカリフラワーをわざと大量に混ぜるなどの底意地の悪さを併せ持っている。本人曰く「目利きが出来ない奴や鈍臭い奴を全員根こそぎクビにする為」。


またプライドが高く、自分が考案した料理に手を加えられる事も極度に嫌っており、前述の痛んだカリフラワーをワインビネガーで炒めるなどの創意工夫をした田所恵に対して「下っ端のてめぇらが俺の創った料理に手を加えていいわけねえだろ!?」と激怒、情け容赦なく退学宣告をする。しかし恵の柔軟な対応を全く評価しない傲慢さと、カリフラワーの陰湿な仕掛けなどが幸平創真の怒りを買い、恵の退学撤回を賭けた食戟へと発展する。


改心

その後、食戟は堂島銀の計らいにより、遠月学園の卒業生3人を審査員として極秘で行われる事になる。当初は食戟を申し込んだ張本人である創真が小次郎と戦うつもりだったのだが、「遠月学園では己の力のみで道を切り開かなければならない」という堂島の主張により、恵がメインシェフ、創真はレシピへの口出しが許されないサポート役のみという条件で小次郎と戦う羽目になってしまう。


結果として創真の抜群のサポートを受けながらも実力差は如何ともし難く、恵は小次郎に3-0で完敗。だが勝ち誇り、再び恵に退学を告げる小次郎に、堂島は「彼女の料理を食べろ」と薦める。

そして彼女の拙いながらも食べる者への心配りに溢れた料理に心を打たれた小次郎は、「火入れが甘ぇ」「盛り付けもなってねぇ」と文句を言いながらも涙を流した。


彼は元々口は悪いながらも根は心優しい人物であり、プルスポール勲章を取れるぐらいの優れた料理人だったのだが、店を構えていたフランスにおいて露骨な日本人差別による嫌がらせに遭う。結果、フランスで認められるような自分の料理を完成させられるのは結局自分だけだという思いを持つようになり、そのために従業員はおろか、時には客さえも切り捨てるようになってしまう。最終的にオーナーシェフとしての器が完成する前にプルスポール勲章を「取ってしまい」、目標がなくなってしまった彼はそのまま料理人として成長出来ずに停滞してしまった。


事実、彼が恵との食戟の時に出した料理は店の看板料理ではなかった。これは審査員の面々がその得意料理を食べたら、今現在の自分が停滞していることがバレてしまうためである。堂島はそれを見抜いており、単に恵に助け舟を出すだけではなく、小次郎に新たな成長を促すために、この食戟を承認したのであった。

堂島に「恵が持っているものが、お前にとって必要なもの」と言われた小次郎は、自ら負けを認めて恵の退学を取り消した。その際、ぶっきらぼうながら、彼女に「消えちまわねえようにせいぜい頑張れ、駄目なりにな」と言葉をかけている。


その後

東京に「SHINO'S」の二号店を出店することになるが、プレオープン前の彼の店になんと創真が授業の一環として研修にやって来る。

最初は不敵な笑みを浮かべていた創真だったが、すぐに彼とスタッフ達の実力の高さ(と小次郎の相変わらずの厳しさ)に実力の差を思い知らされる事になった。しかしへこたれている暇は無いとスタッフ達も驚くべき速度で吸収と成長を続け、あっと言う間に忙しい店を支えられるだけの力を得た。

この話の途中で小次郎が何故フランス料理のシェフを目指したのかが語られると同時に、創真が小次郎を「師匠」と呼ぶようになる。

最終的には(多少手を加えられたが)小次郎の二号店に新しいメニューとして創真の料理が加わったのであった。


ジャンプ+にて彼が主人公のスピンオフが連載されている。


関連タグ

食戟のソーマ 幸平創真 田所恵

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