概要
田舎に住んでいた当時中学生だった語り手とその友人二人の体験談。当時グレていて怖い者知らずだった三人は、地元の森にあった「立ち入り禁止」の区域に立ち入ってしまったことで「姦姦蛇螺」に遭遇してしまう。
特徴
上半身は腕が六本あるものの人間の女性の姿、下半身は蛇の姿をしているとされる。大蛇を退治しようとしたが、敵わぬと見た家族や村人によって生贄にされ食われた巫女の成れの果て。普段は山奥の封印された区画で放し飼いとなっている。基本的に姿を見えないが、封印を害した人間に対しては姿を現して危害を加える。特に下半身を目撃した者は決して助からないという。封印される場所は一定周期で移されているらしい。
「姦姦唾螺」、「生離蛇螺」、「生離唾螺」などの別名を持つ。
単に「だら」とだけの場合もある。