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福本清三の編集履歴

2015-07-22 00:59:41 バージョン

福本清三

ふくもとせいぞう

日本の俳優。日本一の斬られ役として有名な名脇役。

概要

1943年兵庫県出身。通称「5万回斬られた男」。

1959年に東映京都撮影所に入社し、台詞が覚えられないため大部屋俳優として数多くの時代劇に斬られ役として参加。現代劇でも、映画「仁義なき戦い」を始め、ヤクザ映画や刑事ドラマに多数出演している。「仁義なき戦い~広島死闘篇」ではチンピラとして登場し、「膝を落とした状態で撃たれ、一回転して倒れる」と言う超人的なやられシーンを演じている。


下記イラストのように、斬られた際に一瞬の溜めを置いてからのけぞって倒れる「海老反り」が特徴的で、

時代劇マニアの間では知る人ぞ知る存在だったが、1990年代あたりから徐々に名が知られるようになり、2003年の映画「ラストサムライ」でトム・クルーズと競演するに至り、一気に脚光を浴びた。その後、NHKで特集が組まれたり、NHKの時代劇で福本演じる悪役が主演の回があったりした後、2014年にはキャリアで初の主演作となる映画「太秦ライムライト」が公開された。


「たとえ華やかな仕事でなくても、真面目にコツコツと働いていれば、いつかは評価される」ことの代名詞として福本の名前を挙げる評論家や教育関係者もおり、教科書で目にした人も多いと思われる。


浪人姿

今や彼のトレードマークというべき浪人姿は一目でわかるほどであり、ファンからの愛称は「先生」が定着したぐらいである。

絶妙な痩せ具合、メイクによる眼光の鋭さがいかにもなアウトロー感と凄みを醸し出しているのはまさに彼のキャリアと斬られ役の美学の賜物である。

「刀を握る事は相手を殺す事、殺気を込めて演技する事が大事」の名言もある。

「ラストサムライ」では浪人姿ではない寡黙なサムライ役であったが、これまで培ってきた斬られ役としての本領を発揮し、セリフは少なくともその姿とアクションで見事にその存在感を魅せた。


主な出演作

レッツゴー仮面ライダーブラック将軍

太秦ライムライト


関連タグ

俳優 時代劇

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