概要
新日本製鐵(現・新日鐵住金)八幡製鐵所の遊休地に開業。当時の最寄り駅はJR九州枝光駅だったが、スペースワールド駅開業後は、こちらが最寄り駅となった。また同時にスペースワールドを中心に、北九州高速5号線の開通をはじめ、北九州市立いのちのたび博物館やイオンモールの建設などといった、再開発を遂行している。
2005年4月27日、営業権を新日本製鐵からリゾート運営会社の加森観光に譲渡。現在はマグナムコースターザターンやタイタンMAXなどのローラーコースターの導入。スペースワールドのスタッフからなるアイドルユニット『すぺわの!』の結成。ウルトラマンなどの他のキャラクターと積極的にコラボレーションをしたりと、イベントやゲストへのコミュニケーションに力を入れている。特にライブショーは開園当初より北九州よりも全国で一番を目指すと公言するほど、レベルが高い。エンターティナーやキャラクターのダンスパフォーマンスは、国内のテーマパークでは1、2を争うレベルである。開業から25年経った現在でも、宇宙の素晴らしさだけでなくゲストの心に残るテーマパーク造りを目指している。
マスコットキャラクター
スペースワールドマスコットキャラクターは松下進がデザイン担当。主にグリーティングやショーで活躍している。
ラッキーズカンパニー
・ラッキー・ラビット
ラビット族の男の子。スペース・アドマイヤー(宇宙を愛する冒険者)。サニー・サイド・アップ星出身。最終学歴はエッグズ・ベネディクト・カレッジ。正義感が強く、元気で好奇心旺盛な性格。人一倍の優しさも兼ね備えている。危険が近づくとクシャミが出て止まらなくなる。
特技として、金属や鉱物類とコミュニケーションをとることができる。「ハロー」と挨拶をすると、誰とでも友達になれる。握手をした人を幸せな気持ちにすることができる。
趣味は「まだ発見されていない星を見つけて自分の名前をつけること」と「流れ星と競走すること」、そして「人をしあわせにすること」の3つ。
必殺技として、「ラビット・アンテナ(耳をピンと立てるとかなり遠くの音までも聞くことができる)」と「ラッキー・パンチ(本気に怒ったときにだけ放つ強力なパンチ)」がある。誕生日は11月3日。
・ヴィッキー・ラビット
CV:荒川美奈子
ラビット族の女の子。ボイルド・エッグ星出身。最終学歴はエッグヘッド・カレッジ。
職業はエッグ・スタンド・タイムスのスペース・ニュース・ライター。ラッキーのさまざまな冒険をエッグ・スタンド・タイムスに書き送っている。
明るく、教養豊かで優しい。どこにでも書けるマジカル・ペンを持っている。ラッキーに近づく女の子にはやきもちを焼いている。ひとたび危険に立ち向かうと、男の子顔負けの行動力を発揮する。お転婆なためにドリーム・シップをすぐ壊してしまうが、基本的にはいい子である。ドリーム・シップ作りの名人、ムニムニ博士は、彼女の祖父である。
文章を書くことと、料理をすることが趣味。誕生日は4月29日。
・ヘンドリックス
CV:飛田展男
トリ族。名パイロット。バード・ランド星雲、レッド・ハット惑星出身。なお、バード・ランド星雲にはたくさんの種類のトリ族が住んでいる。
最終学歴は海賊バード養成所。
スリルと歌を愛する陽気な性格。彼の勇名と音痴は、あちこちの惑星に鳴りひびいている。
趣味は危ないことをすることと、歌を歌うこと。
元宇宙海賊だったので、どんな種類の海図でも読むことができると自慢しているが、その割によく間違う。さまざまな飛行術の達人で、操縦できないシップはないと豪語している。ただし彼自身は50㎝も飛べない。
武器として大きな銃を腰にさげている。色々な弾があり、ビックリ箱のように何が飛び出すかわからない。誕生日は9月23日。
・ハリー・ザ・キッド
ハチ族。フラワランド王国出身。最終学歴はフラワランド・ロイヤル・カレッジ。情報収集学の博士号を持っていると自分では言っている。
職業は身軽な体を利用した情報収集のエキスパート。探検が大好きで、さすらいの冒険家を自称している。宇宙考古学に詳しい。なんでも発見できる「虫めがね」を持っている。
すばしっこい。とてもおしゃれで、テンガロン・ハットを斜めにかぶる。彼がいつのまにか飛び回って集めてくる情報は、ラッキーたちにとっていつも貴重なものとなる。体は小さいが、負けん気が強い。少々理屈っぽく、皮肉屋なところがある。
趣味は噂話をあつめることと、だれも見つけたことのないものを発見すること。
特技は変装。
武器として強力なハリを持っていて、怒ったときに使う。ハリー・ザ・キッドの速撃ちと言われているが、怒りすぎて我を忘れると、思わぬものに刺さって抜けなくなって困る。いろいろな姿に変装して相手を油断させ、あっさりと情報を集めてくる。誕生日は3月8日。
・アントントン
アリ族。クッキー・シュガー星出身。最終学歴はアリ族のハイスクール出身の庶民派。
力仕事が得意。小さい体を活かした、機械修理のエキスパートでもある。
無口でもくもくと仕事をする頑固な性格。だが本当はやさしい、センチメンタリスト。ヘンドリックスの、よきケンカ友達。
ふるさとの母親にいつも星の絵はがきを送ってあげている。
小さい体に似合わず、大変な力持ち。体が小さいので、どんなところにでも入っていけ、どんなものも修理できる。仲間で、ただ一人地面にもぐることができる。誕生日は6月6日。
・フランク3000
ラッキー・ラビットの執事。メカ族。マッド・スター星出身。
王室付き執事として製造された。あまりに失敗が多いので、不良メカとしてスクラップに出されていたところをラッキーに救出された。
礼儀作法にうるさく、綺麗好き。体は大きいが、気はやさしい。ラッキーを主人としてあおぎ、主にスキップ・ジャック号の中にいて執事の役目を果たす。
趣味は自分の体にさす専用オイルに凝ること。かなりのオイル・グルメである。
料理・炊事・洗濯など、家事全般が得意。誕生日は7月1日。
・ムニムニ博士
ヴィッキー・ラビットの祖父。知恵深き長老ウサギ。サニー・サイド・アップ星出身。年齢不詳。最終学歴はエッグズ・ベネディクト・カレッジ。なお、彼は初代卒業生である。
温厚な性格。宇宙のことならなんでも知っていて、ラッキーたちにいろんな教えを授けてくれる。特別な金色の目を持っている。
ニンジンが大好物。キャロットの森で知恵のニンジンを栽培することと、月の畑でよく育ったニンジンを食べることが趣味。
いろいろなドリーム・シップを考案し、作るのが得意。誕生日は10月16日。
バーロック一味
・バロン・バーロック
CV:郷里大輔→郷里逝去後は不明
悪役3人組の親玉的存在。ヒツジ族。ストレイ・シープ星(迷えるヒツジ星)出身。なお、これは決まった軌道を持たず、宇宙をあちこち移動する惑星である。ドクター・ジョーンズが家庭教師だった。
ストレイ・シープ星の王家の谷の住人。 ときどき自分でも迷ってしまうほどの大迷路の古城に住んでいる。
権力欲旺盛。威厳があるふりをしているが、ひとりになると何もできない。
「いろいろな星の骨董品・財宝を奪って集めること」や「人のものをよこどりすること」、「人に意地悪をすること」など、悪事を趣味としている。
必殺技は巻きツノを使った催眠術。この催眠術にかかると、みんなバーロックのいいなりになってしまう。
武器としてヒツジの紋章の入った剣を持っている。母船のマッド・シップにはいろいろな仕掛けや武器がある。誕生日は8月9日。
・ミス・グッドナイト
バロン・バーロックの知恵袋。ハゲタカ族の悪女。バード・ランド星雲、ブラック・バード惑星出身。最終学歴は死の谷ハゲタカ女学校。
冷酷な性格。嫉妬心が深く、見栄っぱり。猜疑心が強い。年齢のことを言われるとすぐに怒る。若いものにやみくもに嫉妬する。
大変なおしゃれで、羽をかざるのが趣味だが、ケバイ。宇宙で一番きれいな色は黒だと信じて疑わない。
悲鳴をあげて、遠くのものを破壊することができる。ミス・グッドナイトのヒステリカ攻撃と呼ばれている。
ヘンドリックスに片思いをしており、彼の事を「ヘン様」と呼んでいるが、ヘンドリックス本人はグッドナイトが苦手である。そのためか、現在彼女はラッキーズカンパニー側にいてショーに出ることが多い。誕生日は5月31日。
・グランキ
バロン・バーロックの部下。カバ族。自分が生まれた星がどこにあるのかを知らない。
のんびり屋。変装の名人を自称しているが、何に変装してもギョロ目がかくせない。
あくびをすると色々な物をすいこんでしまう強力あくびパワーがある。ハリー・ザ・キッドやアントントンが、この強力パワーに弱い。誕生日は2月22日。
なお、バーロック一味はこの3人に他、2人のキャラクターが確認されている。ただし、グリーティングには登場しない。(スペースワールドの絵本、ラッキー・ラビットの大冒険で確認。)
・ドクター・ジョーンズ
バロン・バーロックの信頼できるヤギ族の科学者。ヘンな物ばかり発明しているが、時としてそれがバーロックの悪事に役立つことも多い。
・ガランキ
バロン・バーロックの部下。サイ族。ものすごく鋭い角を持っており、怒り出したらだれにも止められない短気な性格。
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