※この記事はアニメ未放送、単行本未収録のネタバレ情報を含みます。
概要
ギルティナ大陸に存在している魔導士ギルドである。
マスター・ゲオルグを始め、所属人数は確定していないが、ドラゴンを食らった事で強大な力を得た第五世代の滅竜魔導士「ドラゴンイーター」を中心に、一騎当千の猛者ばかりの精鋭で構成されている。
中でも『黒滅竜騎団』と言う更に抜きんでた戦闘能力を誇る「最強の戦闘部隊」が存在する。
100年クエスト挑戦のためギルティナを旅する「妖精の尻尾」メンバーと対立するが、最終的に和解する。
所属人物
ギルドマスター。
全身に傷のある壮年の男性だが、年齢を感じさせない程に筋骨隆々な肉体とワイルドな風貌をしている。
全てを切り裂く「刃竜」の異名を持つ女性。
見た目は色気を感じさせるスタイル抜群の美女だが、言葉遣いは古風で性格も好戦的なサディスト。屈服させた相手をペットのように扱う事を快感としていたり寝相もかなり悪い等、品性に欠けている所が目立ち仲間達からもよく窘められている。
異名の通りあらゆる物体を切り裂いて破壊するのみならず、催眠と言う形で「強さ」などの概念すら切り裂き相手を弱体化させてしまう事すら可能にしている。
ナツ達が100年クエストに赴いた際に出会った最初のディアボロスのメンバーであり、五神竜の一体・メルクフォビアを喰らうために現れた。最初にエルザと交戦する最中にエルザの「強さ」を切り捨て、普段は堂々としている彼女を臆病で幼気な弱々しい女性に変えて屈服させた。
しかし、エルザの片目が義眼であるために中途半端なタイミングで催眠が解けた事でエルザに反撃を許してしまい、エルザの新兵器によって敗れ去り撤退する。
後に五神竜の一体であるアルドロンを喰らうためにドラシールに赴き討伐に向かう中、ラクサスと遭遇し交戦するも、呆気なく敗れてしまう。
最強の鎧「鎧竜」の異名を持つ男性。
基本的に細目で語尾に「~っちゃ」とつけたりと茶目っ気を感じさせる喋り方をしているが、性格は至って真面目かつ律儀で、敵対する相手には一切の容赦はしない。
異名に違わず、装備している鎧の防御力が非常に高く、多少の攻撃や衝撃では傷一つ負わないばかりか、多くの強敵を倒してきたナツの拳ですらダメージを与えられず却って痛めてしまうほど。
キリアやスカリオンと共にメルクフォビア討伐に向かう際にナツと交戦し、異常なまでの防御力と乗り物酔いしやすい場所に移した事でナツを戦闘不能にするも、不測の事態で撤退する。後にナツと再戦し物理攻撃には滅法強い事を再度見せるも、凄まじい熱には耐性がないと言う弱点をナツに勘付かれ、最後は『炎竜王の煉獄』によって敗れる。
後に五神竜の一体であるアルドロンを喰らうためにドラシールに赴き討伐に向かう中、白魔導士に操られたミラジェーンとエルフマンと遭遇し、仲間のスカリオンと交戦するも、決着は着かずネバルが暴走の末に自滅した状況もあって撤退した。
- スカリオン・レイダー(CV:浜田賢二)
「骸竜」の異名を持つ男性。
性格は冷静かつ冷徹で任務達成のためならば敵や味方問わず状況を鑑みる事無く進める冷酷さを持つ反面、癖の強いメンバーが大半なディアボロスの中では一際真面目かつ用心深く、格下と言えども警戒を怠る事なく計画を持って行動していける綿密さを持ち合わせる。
灰を使った広範囲攻撃、相手の攻撃を灰にして無効化する、灰を使ってワープするなど攻撃・防御・移動すべてにおいて優れた魔法を使う。
他にも灰を膨大に用いてかなり大きな船などの建造物を作る事も可能にしており、氷よりも質量が遥かに軽い灰で当然のようにやって見せている事からも造形魔法の能力も非常に優れており、グレイですら「非常に繊細」と皮肉を交えながら驚いていたほど。
キリアやマッドモールと共にメルクフォビア討伐に向かう際にグレイと交戦し、自身の能力を遺憾なく発揮して圧倒し退ける。後にメルクフォビアの暴走もあって、仲間達と共に撤退する。
後に五神竜の一体であるアルドロンを喰らうためにドラシールに赴き討伐に向かう中、白魔導士に操られたミラジェーンとエルフマンと遭遇し、仲間のマッドモールと交戦するも、決着は着かずネバルが暴走の末に自滅した状況もあって撤退した。その中でナツを始めとする100年クエストに選ばれたメンバー以外にも侮ってはいけない強者が多くいる「妖精の尻尾」を一層警戒すると同時に、自身が所属するギルドで随一の戦闘能力を誇る最強集団「黒滅竜騎団」が動く事に戦々恐々としていた。
「粘竜」の異名を持つ男性。
喋り方の所々に独特な奇声や独り言を発する変質的な人物。粘液を自在に操り相手を繭状にして動きを封じる。
アルドロンが支配するドラシールにて、アルドロンの討伐に赴く中でウェンディと交戦。序盤から圧倒するばかりかウェンディに弱さや不甲斐なさをしつこく指摘して彼女を精神的に弱らせた。後にウェンディの秘策で追い込まれるも、自身はドラゴンフォースを開放して再度逆転して見せる。しかし、その副作用で身体が耐えられなくなり自滅。スカリオン達によって自滅とディアボロスに報告される結果となった。
「霊竜」の異名を持つ男性。
霊体であるため、基本的に攻撃を加えることが出来ず、相手に憑依する事が可能。一方、攻撃する相手が霊体であったりした際は通常通り攻撃される事が数少ないながらの大きな欠点でもある。
過去に「妖精の尻尾」に所属していた。
「赫竜」の異名を持ち、ディアボロスの幹部「黒滅竜騎団」に所属している男性。
剣聖竜クルヌギを食し、剣聖の滅竜魔法を手に入れた。
赤い長髪をポニーテールにした髪型と侍を思わせる装いと振る舞いが特徴であり、発する言葉の随所に二文字の熟語を用いるのが特徴である。性格も基本的には真面目だが独特な笑いのツボがあり、それにハマった際は状況関係なく腹を抱えて悶えるほどである。一方、任務や目的の遂行のためならば対象の状況や心境を一切鑑みる事無く攻め立てたりと好戦的かつ冷徹な人物でもある。
強さも絶大の一言に尽き、剣術に優れ多くの修羅場を潜り抜けてきたエルザを防御した剣諸共切り伏せ、仲間の協力などもあったとは言え五神竜を倒したナツをあっさり返り討ちにして見せ、グレイも「格が違う」と戦慄させたほど。
- キリン(CV:???)
「黄竜」の異名を持ち、ディアボロスの幹部「黒滅竜騎団」に所属している男性。
渋さを感じさせる顎鬚とモノクル状の眼鏡にシルクハットを身に付け、背中に大き目な棺桶を背負っている。数いるディアボロスの中でも最強候補と言われている。
身の回りにある大気を圧縮・歪みを自在に発生や操作を行い、目視が困難な大気の弾丸や波動による攻撃技や大気に干渉する事で相手の攻撃に対し防御やカウンターを容易く行える。
迷宮バトルロワイアルで、マッドモールとスカリオンがラクサスに敗れた所で乱入し、1対1の勝負に発展する。最初は優勢であったが、ラクサスが地面に電気を流した事で反撃を許し、大ダメージを受ける。しかし、それでも立ち上がった上でラクサスが戦慄するほどの魔力とプレッシャーを開放し一気に形勢逆転をした。
- ミサキ(CV:???)
「蒼竜」の異名を持ち、ディアボロスの幹部「黒滅竜騎団」に所属している女性。
ロングコートやマントを着用しており、頭部には大きなティアラみたいな髪飾りを付けている。
クールな印象に違わず冷静で冷淡な性格だが、迷宮に放たれたモンスターに苦戦するキリアを見兼ねて攻略法を教授・手助けをするなど面倒見は良い方であり、キリアからも「姐さん」と呼び慕われている。
- ハク(CV:???)
「白虎竜」の異名を持ち、ディアボロスの幹部「黒滅竜騎団」に所属している少年。
トラの模様が描かれたフード付きコートと首に大きな鈴を身に付けている。
子供なだけに自信が所属するギルドのマスターが入れ替わっても、素直に受け入れ順応するなど適応能力は高い。一方、子供故の無邪気さから来る残忍さも相当なものである。
子供ながらも最強の戦闘部隊に選ばれる力は伊達でなく、相手を自由自在に小さな人形に変えてしまう状態異常の魔法と目にも映らぬスピードによる速攻で相手を圧倒していく。
迷宮バトルロワイアルでナツとルーシィとハッピーに遭遇するや否や、魔法で3人を人形に変えてしまい、自身が所有するモンスターを襲わせて戦線離脱に追いやる。その後ダンジョンを進む中でウェンディとリリーに遭遇する。何とハクは、ウェンディに一目惚れしてしまい即座にお付き合いの告白をした。渋るウェンディをよそに「勝ったら付き合って欲しい。」と半ば強引に戦闘を開始する。相手を人形に変える魔法もウェンディの状態異常無効の魔法で防がれてしまうも、次は自身の超スピードを活かした攻撃に切り替え圧倒する。
一時は勝利を確信するも、ウェンディの機転と滅竜奥義をまともに受けた事で敗北。
黒滅竜騎団のメンバーでは最初の脱落者となった。