概要
CV:沢城みゆき
氷の造形魔導士で、「生きてさえいれば間違いなく聖十大魔導に入っていた」とさえ言われる女性。
グレイとリオンの師匠であり、ゼレフ書の悪魔「デリオラ」に家族を殺された二人を引き取って造形魔法を教えていた。
デリオラとの戦いで左足を失い、自らの命を賭けた「永遠氷牢」でデリオラを封印した。これにより五体は永遠に溶けぬ氷と化し、その壮絶な最期(と、当時は思われていた)はリオンとグレイの仲違いの元となってしまう。
「ウルを超える」という狂気に憑りつかれたリオンは無理矢理デリオラを月の雫(複雑な儀式により月の魔力で永遠氷牢を溶かすという魔法)で復活させ自らの手で仕留めようとするが、氷が溶けた瞬間、デリオラは粉々に砕け散った。ウルは死んでなどおらず、氷の中に長年閉じ込められたデリオラを倒すために生き続けていたのだから。
かくして溶け去ったウルの氷は海へと流れていき、今もなお二人の弟子を見守っている。