※コンデンサーよりもコンデンサの方がタグの使用数が多いが、これは、工学分野では、外来語の最後の長音符を記載しない慣習があり、分野・時期・企業などにより対応が分かれているためである。かつてJISの表記規格では、一定の基準で長音符を省略していた(省略しなくとも誤りというわけではない)。
概要
コンデンサ【condenser】とは、一時的に電気を貯めることができる部品(ただし英語では、この意味ではキャパシタ【capacitor】と呼ぶのが一般的)。
周波数が高くなるにしたがって電気が通りやすくなる(実際は構造上の上限がある)ので不要な雑音を短絡させて逃がしたり、コイルや抵抗器と組み合わせるなどして周波数帯を制限する部品としても使われている。
カメラのフラッシュなどにも使われている他、非伝導体は全てコンデンサとも言えるので
高圧電線の電線間の空気、電線と地面の間の空気、プリント基板の線と線の間にすら存在する。
コンピュータのクロック数を引き上げる際に、この「コンデンサー効果」が障害になることもある。