概要
新撰組土方歳三の愛刀。現在は土方歳三資料館に保存されている。
近藤勇の手紙では二尺八寸と記載されているが現存しているものは二尺三寸。土方が複数の兼定を持っていたという説と、近藤の手紙は誇張表現だったのではないかという説がある。
土方の愛刀を打った兼定(本名:古川 清右衛門)を何代目と数えるのか複数の説がある(関の兼定を初代とする説、慶長頃に会津に移ってきた兼定を初代とする説、他)が、現在資料館の説明や兼定の代別の史料などから、十一代目兼定が打ったものとされている。
土方歳三が亡くなる少し前に撮影された写真では、和泉守兼定を帯刀していることが確認できる。
この土方歳三資料館に現存する和泉守兼定を函館から日野まで誰がいつ届けたのかは不明であり、明確な史料は未だ発見されていない。
和泉守兼定と姓名が付く人物・キャラクター
- 上記の刀剣を元ネタとした、刀剣乱舞に登場する刀剣男士。→和泉守兼定(刀剣乱舞)
- トチローの愛刀(ただしゲーム版の設定)