複口

ふくくち

顔に元々ついている口以外の場所に、複数の口を持つキャラクターにつけられるタグ。属性・嗜好としては異形・人外に分類されることが多い。作品によってはR-18Gにも分類されるので、検索の場合は注意が必要。

概要

　通常ではありえない位置に口が付いているキャラクターにつけられるタグ。

口が2つ、あるいはそれ以上あることにより、そこに別人格が宿っているような錯覚や、多眼に似た独特の禍々しさを与えさせられる。

体のあらゆる位置に多数の口が配置されているタイプや、手のひら、後頭部、主としてお腹にへその代わりに口があるものがある。

主に一般的な形の横に切れた口から、縦に裂ける口の二通りや、ある意味クリーチャーのように下半身や体のその部分が口そのものに変形しているものから様々。

馴染み深い複口といえば、後頭部に大食いの口を持つ女性の妖怪、二口女がいる。

そういった口の多くは、本人の意思で動くものや、別の独自の意思によって動くもの、本人の意思にそぐわずそのキャラクターの心の奥底の本音を漏らしたり、飲食や会話・呼吸用と役割分担がされているもの、人や動物を食らったりするための口、何かを吐き出したり産み出す口など、様々なパターンがある。

作品によってはデフォルメされた口ではなく、口の持つ生々しさや不快感、歯・牙や唾液、口臭などの描写をリアルに表現していたりする。