城戸正宗
きどまさむね
概要
ボーダー本部の最高司令官。
近界民を憎悪している42歳の男性である。
ボーダーを創設したメンバーの1人で、ボーダーのルールや巨大基地建設などを主導してきた人物でもある。
すでに故人の空閑有吾・最上宗一とは同期であり、ボーダーの創設メンバーでもあった。
が、指揮官としてはかなり問題のある人物。
作中では三雲修がC級であるにもかかわらずトリガーを使用した一件について、
「ルールを守れない奴は私の組織にいらない」といった感じの発言をしている(ほかの城戸派の二人も修をクビにしようという発現をしたが、この発言からボーダーを私物っぽく扱っていることをにおわせている)。また、空閑遊真のブラックトリガーについては、迅に「殺してでも奪い取れ」というとんでもない命令を下している。が、迅の機転でこの命令は却下される。
(実際遊真は「迅さんと戦ったら負けるかもしれない」と考えていたため、危ないところだった。)
とはいえ、好きなものの欄に家族と書いてるにも関わらず家族に関する話が全然出ていないあたり、三輪秀次のように「家族を殺されて性格が変わった」説もある、謎の多い人物である。
ボーダーにおける最大派閥の城戸派を形成し近界民を敵視しており、近界民の遊真に対しても冷酷な態度を取っているが、とはいえ、忍田・林藤派の存在も許容し有能な人材は思想を問わず重用したり、正式にボーダーの一員になった遊真を冷遇・排除せず、重要な戦力とするなど、柔軟な一面を持つ。
また、修に対してそれなり評価しており、修が重傷を負った際には心配したり、修の発言を上手く取り、近界民の世界に行く計画を発案させるなど、意外な面を持つ。