惑乱の蜃気楼たるイニス
偽りの光景にて見るものを欺き、波を助く
概要
黄昏の碑文に記述される二体目の禍々しき波。『惑乱の蜃気楼』の名の通り幻影や高速移動を用いて相手を攪乱する能力を持つ。
R.1
概要
システム管理者に調査を依頼されたプロテクトエリア「Λ 蘇生する惑乱の裁き」にて待ち受けていた二体目の八相。エリア最深部へとカイト誘い込み、襲い掛かってくる。
その姿を一言で表すなら壁画。
エリアを高速移動してからの「幻惑の波動」や「絶対冷気」、「鬼火乱舞」、「忘我轟雷」の3種属性の魔法を放って攻撃してくる他、幻影のモンスターを召喚して相手にぶつける「無形人形」なる技を持つ。データドレインは体の目の模様部分から腕輪が浮き出るように展開させて放つ。
常にエリアを逃げ回っているので、アプドゥでこちらの速度UPすると戦いやすい。
魔法耐性を持つので魔法攻撃は一切効かないが八相中でも低火力であるため「無形人形」以外でパーティーが全滅することは中々ない。
何とか返り討ちにしたカイト達であったが、何の対策も取らずイニスを撃破してしまった事によりウイルスがサーバ内部に拡散。システムトラブルが多発し管理者であるリョースから責任を追及されてしまうこととなる。
R.2
「お願い……。私に力を……みんなを守る力を……!私はここですっ!!イニスっ!!!!」
概要
1つ目の天使に似た人型の姿となっている。シンボルカラーは白。
両手の先の球体を剣のような形状に変化させることができる。戦闘スタイルは幻覚を思わせるカウンター「反逆の陽炎」、翼のように剣を使って高速移動からの突進攻撃である「惑乱の飛翔」が主体。
碑文を奪ったAIDAはイニスの力を利用してPCの幻を生み出していた。また、ネットに満ちる人の想いやAIDAの存在を音や声として感じることができる。
月の樹ギルド本部にて榊にトラウマを刺激され、AIDA感染したことで感情が爆発したアトリが開眼するも、暴走してしまう。
カウンター時の狂気的な台詞はなかなかにトラウマもの。
ハセヲによりAIDAを除去され、叱咤された彼女は自分の弱さを克服し始める。そして再びイニスを発動した際には皆を守るための力として具現化できるようになっていた。
