CV:松来未祐
概要
本作のキーパーソン的存在。時岡学園高等部の2年生で生徒会長。
下ネタを取り締まる活動をしているが、何をもって下ネタであるのかが良く理解できずそのことが原因で取り締まりが上手くいかないことから、その経歴からそっち方面の知識に精通している奥間狸吉を生徒会に迎え入れる。
可憐な外見に似つかわしくないターミネーターのような人間離れした身体能力を持ち、その力で下ネタテロを行う秘密結社「SOX」に立ちはだかる。
非の打ちどころがなく彼女に救われた狸吉の憧れの人だったのだが・・・
狸吉と事故でキスして以来、彼に病的なまでの何かの感情を抱くようになり、執拗なまでに彼を求めるようになる(その感情は彼女にとっての「愛」なのだろうが、それが自分の利己的で性的な欲望に過ぎないことを理解できていない)。
その行動の一例としては自分の大切なものをクッキーに入れて狸吉に渡したり、狸吉と二人きりの状況を作りアレやコレに近いことをしようとしたりする等・・・なおこれらの行動には卑猥な言葉が使われていないためPMには引っかからない。
彼女は政治家の家というお堅い家に生まれ、性についておおらかに語ることは言語道断という環境で育ったせいか「愛」と「性」の区別というものをあまり理解してないのでこういう風な行動に出てしまう。
更にプラトニックな方向でも健全な付き合い方や愛情表現も知らず、彼女自身が駆け引き等は苦手なので、自身の本能に従った直接的な行動しかとれず、狸吉の意思を無視した強引な手段ばかりとなってしまう。しかも、狸吉がそのアプローチに恐怖したりドン引きしているのも無視するので、彼女自身自分の行為を反省しないので、なおさら性質が悪い。
嫉妬心も強く狸吉に親しく接する女性には刃物を向けるなど容赦がない。
狸吉に好意か欲望を抱いてから、卑猥への取り締まりを強化しているが、これは正しい事をすれば人に好かれると言う結論の下、狸吉に好かれたいと言う欲求に沿った行動で公私混同しており、その結果下ネタテロリストの排除に尽力し、想い人と親友がいるSOX最大の脅威となっている。
ある意味彼女は公序良俗健全育成法のもたらした負の影響による犠牲者といえよう。