概要
秦国の文官で秦王派の中心人物。
しかし昔は最前線で戦った武人でもあり、昭王の時代を知る古参。
軍事においては昌平君に助言を求められる程であり、かつては王騎が一目置いていた。
摎の素性に関する重大な秘密を知っていた。
非常に早い段階で嬴政が昭王すら超える器であると見抜き、忠誠を尽くす。
成蟜の反乱による王都奪還の時に無力であった自分を恥じ、文官の極みである丞相を目指すこととなった。
文官の座に就いたばかりの頃は発言力はもちろんなく苦悩したが、
治水などで大きな成果を上げて着実に地盤を固め、かつての敵であった成蟜の協力もあり、丞相の地位を掴み取る。
史記
記述は少ないながらも、後に秦の相国となっている。