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エステル・デ・ラ・ファーノの編集履歴

2015-09-30 01:29:38 バージョン

エステル・デ・ラ・ファーノ

えすてるでらふぁーの

『アルスラーン戦記』の登場人物。

小説

(一部)バルカシオン伯に従軍する男装少女兵でエトワールと名乗る、兜に収まる長さの褐色の髪をした未熟な外見の少女。パルス軍が聖マヌエル城に攻め入った際に初陣を迎えるが戦場の経験はなく非力で全く戦力にならなかった為にダリューンがすっかり同情し倒されずに非戦闘民とともに捕虜となる。

蒙昧なイアルダボート信者であり異教徒に激しい嫌悪を抱きアルスラーンに対しても異教徒の総大将として非礼な態度を貫いたが、パルス軍が敵の戦没者すら弔い捕虜を難民として保護する様子を見て「異教徒は虐殺すべし」という価値観に僅かながら変化が現れる。

無知ゆえの未熟さがあり、ある出来事にまつわる度を越した嘆願に関してナルサスに厳しく叱責され己の浅慮を知る事となる。

異教徒への侵略と虐殺を是とする洗脳国家に育ち、広い世界を知る機会のなかったイアルダボート教徒の象徴のような存在。

(二部)大戦後、帰郷して女騎士(セノーラ)の叙勲を受ける。荒廃したルシタニア再興の為ギスカールの帰国を求める陳情団に参加しドン・リカルドらとマルヤムに向かうが不興を買いパルスに流れる。

異教徒であるパリザードとも交流できる程度に柔軟な性格になってはいたが、赤い僧院(ルージ・キリセ)に収監されていたルシタニアの公爵を解放しようと言い出し公爵の暴走によって瀕死に陥る。死に際しアルスラーンにドン・リカルドらを託し永眠。享年19歳。



漫画・アニメ版

原作小説では4巻の聖マヌエル城攻防戦が初登場で重要性もさほど高くないキャラだが、コミカライズを担当した荒川弘が「重要キャラにしたかったので連載初回から出した」と語り、アニメ化に際してもエステルの描写には強くこだわった。オリジナル過去エピソードに登場(その結果漫画アニメ両方でこの作品の主要キャラ三人間に時系列の矛盾が起きているがそれについての説明はない)

容姿も大幅に変更され金髪の長い髪と女性的な体をもち登場頻度も小説と比較にならないほど増え原作とは別人のような存在になっている。本来干渉しない時点での彼女の出番を用意しなくてはならなかったためやや強引な展開が目立ち、不自然で粗が目立つオリジナル設定や改変が施されている。

初回でアルスラーンの友人の少年を人質にし、助けようとしたアルスラーンを身代わりとして人質にとるという暴挙を仕出かす。アルスラーンのことはどこぞの金持ちの坊ちゃんであるとしか認識しておらず、パルスの王太子であるとは微塵も思っていない。(というよりパルスの王族は角が尻尾や生えている悪魔であると信じている)アルスラーンの素性を尋ねる程の深い会話はしていなかったのだが、アニメ終盤で彼の正体を知り騙されたと激昂。

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