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花いっぱいになあれの編集履歴

2015-10-09 22:34:53 バージョン

花いっぱいになあれ

はないっぱいになあれ

松谷みよ子作の童話。

概要

『花いっぱいになあれ』とは…

龍の子太郎』や『ちいさいモモちゃん』などの著作で知られる松谷みよ子さんの代表作の一つ。

小学校1年生の国語の教科書に採用されていたため知名度は高い。


おはなし

学校の子どもたちが、

風船に、花の種をつけて飛ばしました。


「花いっぱいに、なあれ!」


その中の一つ、真っ赤な風船が、

町も村も通り抜け、子狐のコンがお昼寝をしている

お山の上まで飛んできました。


目を覚まし、

丸くフワフワしてて、細い茎の

見たことの無い赤いお花を見つけたと思い…

コンは大喜び!


大切にお世話をしたのですが、

お花は、すぐに萎んでしまいました。


けれども…

それから、雨が降り続き、

ある日、コンがその場所に来てみると……!?



腹いっぱいに、なあれ!

愛宕浜小学校(福岡市)の子どもたちが、

風船に、思い思いの夢を書いた手紙をつけて飛ばしました。


その一中のつ、2年生の怜音(りおん)君の風船は、

町も山も通り越し、120キロ離れた大分県豊後大野市で黒毛和牛を育てている

安藤さんのお家に飛んできました。


木の枝に引っ掛かった風船を見つけた安藤さん夫妻が手紙を開くと…!

幼い字で、

「大きなステーキをまるごと食べたい」


便箋に有った小学校のマークを手掛かりに

「これを食べて勉強、スポーツに頑張ってください」


そう書いた手紙を添え…

安藤さんは、怜音君に大きなステーキ肉を送りました。

ステーキ


嘘のような本当のおはなし。

(西日本新聞 2015年9月25日の記事より)



関連タグ

松谷みよ子 児童文学 童話

1年生 国語 教科書


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