マイクロン
まいくろん
概要
基本的には『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説』『トランスフォーマースーパーリンク』『トランスフォーマーギャラクシーフォース』にて登場した小型トランスフォーマーを指し、これらのシリーズは日本ではマイクロン三部作と呼ばれている。
通常のトランスフォーマーと同じく、乗り物からロボットへ変形し、中~大型トランスフォーマーと合体する者もいる。
『マイクロン伝説』では通常のTFのパートナーを務めるパートナーマイクロンと、三体一組のマイクロンチームが登場し、このうち一部のマイクロンチームはマイクロン同士で三体合体して武器等に変形することが可能である。
また、これとは別に『Transformers: Classics』、『Transformers: Exodus』、『トランスフォーマープライム』『トランスフォーマーアドベンチャー』にも同名の種族が存在する。
シリーズを通してアニメ未登場キャラが多数存在する。(メイン画像のトランスフォーマーもキャンペーン限定キャラクターである)
なお、検索する際、マイクロンだけで検索すると「マイクロン伝説」もヒットするため、マイクロンのみの作品を検索したい場合はマイナス検索をしておこう。また、マイクロンタグがない場合もあるので、マイクロンの個体名で探してみるといいかもしれない。
設定
マイクロン伝説・スーパーリンク
400万年以上前に誕生し、地球へやってきたトランスフォーマーで、基本的には平和主義者。中~大型トランスフォーマーと合体することによりエボリューション(パワーアップ)する能力を持っており、両軍の間でマイクロンの争奪戦が展開した。その正体はユニクロンの細胞から誕生した存在で、400万年前に戦場となったセイバートロン星から逃げてきた経緯を持つ。
マイクロン争奪戦が終わった後は、一部を除くほとんどの個体が新天地を求めて宇宙へと散らばった。
ギャラクシーフォース
惑星ギガロニア出身のトランスフォーマーの一種族であり、巨大サイズのトランスフォーマー達と協力し合っている。
第45話「大きな星の小さな町」に出てきた博物館の解説によると、元々ギガロニアのトランスフォーマーたちは進化に伴い身体サイズが大きくなる傾向にあったが、巨大化の弊害に直面した結果、もう一つの進化の形として小型トランスフォーマーであるマイクロンが誕生した経緯となっている。
登場したマイクロンのうち、ホップ(声:桑島法子)、ブリット、バンパー、ルーツの4名はかくれんぼ中に誤って脱出ポッドの中に入ったまま宇宙で遭難していたところをベクタープライムに助け出され、彼とともに行動を共にしていた。
トランスフォーマー プライム
最初の13人のプライムの一人として、マイクロンの先祖となる存在がいた。
日本版のトイには「アームズマイクロン」が付属したほか、アニメでも本編後のミニコーナーとして「アームズマイクロン劇場」が放送された。
トランスフォーマーアドベンチャー
チームバンブルビーのフィクシット、ドリフトの弟子ジェットストーム&スリップストリーム、フラクチャーの部下ダイムボム&エアレイザーが登場した。
また、第1シーズン後半から、最初の13人のプライムの一人である原初のマイクロン・マイクロナス(声:井上和彦)が登場した。
こぼれ話
2008年8月に展開された缶コーヒーBOSS(コンビニ販売分)におまけでついてきたトランスフォーマーのフィギュアの中に、日本未発売のマイクロンのリカラー品が含まれていた。