概要
羽佐間カノンの未来予知で得られた情報を元にノートゥング・モデルを改修する形で開発された新モデル。
これまでのファフナーのコンセプトであった「兵士を一人でも多く生かす」、「一体でも多くの敵を倒す」とも異なる「一秒でも長くファフナーに乗る」を目的とし、新型同化現象の治療法や開発予定の新技術を取り入れる事を前提に開発された。
完成した機体にはカノン式増幅器(アクセラレーター)が搭載されており、機体出力は勿論、パイロットのSDPも増幅する事で戦闘能力が大幅に向上し、尚且つパイロットが身を持って実感できるほどの同化現象抑制を両立した。
「最小限のリスクで(フェストゥムの)能力を最大限に引き出す」と言うある意味ではファフナーの悲願に到達した機体とも言える。
ノートゥング・モデルとの違いは、ベース機のコンセプトはそのままに各部が流線的な形状となり、頭部・胸部・両肩・スラスターに赤色のクリアパーツが追加され、よりヒロイックなデザインへと変化している。
最大の特徴であるカノン式増幅器は胸部に内蔵され、使用時に胸部装甲を展開、増幅器と動力源が露出する形で発動する。
名称のエインヘリヤルとは、北欧神話に登場するワルキューレによってヴァルハラへ召し上げられた英霊達の事で、これまた不穏なネーミングである。
種類
- マークドライ
メインカラーはオレンジ。
SDP増幅によって能動的なフィールドを形成し、破損しなければ増殖できなかったトルーパー・モデルを一度に大量に増殖させる事が可能。
- マークアハト
メインは緑。
SDPは薬。他の機体の同化を肩代わりする事が出来る。その際トルーパーモデルかマークアハトの直接接触が必要な模様。ジークフリード・システムを搭載する事によって指揮と戦闘を同時に行う。
- マークノイン
メインカラーはカーキ色。
アルヴィス本部と接続し、供給された基幹エネルギーをSDPで増幅する事により、ミールにダメージを与えられる程の超火力砲撃が可能。
- マークツヴォルフ
メインカラーはワインレッド。
同化のSDPが大幅に増幅され、全長60kmにも及ぶ超巨大リヴァイアサン型の牙を同化している。ショットガンホーンは続けて装備されている。
- マークエルフ改 スサノオ
メインカラーは藍色。
19話時点では増幅されたSDPの詳細は不明。
- マークフュンフ改 ツクヨミ
メインカラーはピンク。
SDP増幅により、強固な防壁を瞬時に広範囲に展開する事が可能で、最大で竜宮島全島を覆い尽くすほどの防壁を展開した。
- マークゼクス改 アマテラス
メインカラーは白。
SDP増幅により、約15万トンの海水に変異したミールの中からウォーカーのコアを引きずり出している。