プロフィール
概要
黒の世界の主人公の一人で、天王寺飛鳥の兄。
死別した父親に代わって家族を養うために、コードネーム「ル・シエル(Le Ciel)」を名乗りフランス外人部隊で傭兵として戦い、「ゼクス使いを狩るゼクス使い」として名を上げていた。
しかしその結果、黒の世界に目をつけられ家族を人質として脅されたため、暗殺者としての活動を強要されてしまった。
現在は黒崎神門の暗殺任務を請け負っている。
一見クールで硬派な印象を受けるが、生来は気さくでノリの良い性格。
その実態は飛鳥に負けず劣らずのコテコテの関西人であり、結構な頻度でボケを挟んでくる。
また、飛鳥に対する溺愛っぷりは極度のブラコンと言っても差し支え無いレベルである。
かなりの厨二病でもあり、「ル・シエル」のコードネームはかっこいいと思って自分で名づけている。
兄だからなのか面倒見も良く、任務の途中で出会った倉敷世羅や上柚木八千代を保護した事もある。
その経歴からフランス語を交える事も多い。また、追い詰められると地の方言である関西弁がポロッと出たりもする。
黒の世界の未来においては、ディアボロスの仮面を世に広めた元凶「那由多の災厄サタン」となってしまう運命にある。
その顛末は、本編とは違った展開を迎えたという設定の「並行世界Y.T.編」という形で描かれた。
アニメ版「Z/X IGNITION」においてはED映像と最終回の終盤に1カット登場している。
アニメのストーリーは「並行世界Y.T.編」と地続きになっているため、それに関連しての登場と推測される。
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