あなたは、はじめて重力を操る事になる。 ・・・このゲーム――副題ながっ!
『GRAVITY DAZE(グラビティデイズ)』とは、重力を操作して戦うPlayStationVita(PSV)用ゲームのタイトルのことである。「眩暈」は「めまい」と読む。
続編『GRAVITY DAZE 2』の発売に伴い、PlayStation4版『GRAVITY DAZE』のリリースも決定。発売予定は2015年12月10日。
GRAVITY DAZE / 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
2012年2月9日に発売されたPSVita専用タイトル。ハードに備わるジャイロセンサーを活かし、全周囲を落下先に設定できる「重力操作」が最大の持ち味。宙に浮かぶ箱庭の世界を縦横無尽に移動するアクションRPGである。
日本ゲーム大賞2012において、年間作品部門大賞を受賞。
タイトルの長さは『博士の異常な愛情』のオマージュということで、作中でもネタにされている。
ヒロインは、「グラビティ・キトゥン」と呼ばれるようになる記憶喪失の少女。
ヘキサヴィルという空中都市の片隅で目覚めた彼女は、不思議な黒猫と出会ったことで、重力を操れるようになる。折悪しくも街は「重力嵐」に見舞われて大騒ぎ。自身に宿った不思議な力に戸惑いながらも、人々を助けるために空へ落ちるキトゥン。
突如現れた謎の生命体「ネヴィ」の脅威、ネヴィを操る怪盗、神を名乗るおじいちゃん、もうひとりの重力使いまで現れ、さらには異次元に呑まれた街を取り戻しに奔走するキトゥン。重力操作の力は、彼女をどこへ導くのだろうか……。
GRAVITY DAZE 2 / 重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択
2015年9月15日、SCEJA PressConference2015にてPS4向けに発売される旨が発表された。
2016年に発売予定。舞台は青空の下へ――。
登場人物
グラビティ・キトゥン/忘河の重力使い
記憶喪失の主人公。重力猫・ダスティに重力操作の力を与えられる。
見知らぬ街で右往左往しながらも、次第に街と人々に愛着を抱いていく。
グラビティ・クロウ/憤怒の黒死鳥
重力鳥・クスィと連れ立つもうひとりの重力使い。あまり評判はよくない。
ヘキサヴィルを嫌っているようで、きな臭い連中ともつるんでいると噂されている。
エイリアス/ヘキサヴィルの亡霊
ヘキサヴィルの貴重品・ホーリージェムを狙った予告盗難を繰り返す敏腕泥棒。
謎の生命体・ネヴィを制御する力を持ち、常人では歯が立たない。
アキ/人形占い師
街で評判の占い師。噂につられてやって来たキトゥンに意味深な占いを告げる。
占いの言葉は難解だが、それらしい出来事に遭遇するとなんとなく腑に落ちる。
シドー/警務官
ヘキサヴィル警務隊「シーホース」所属のお騒がせお巡りさん。
目覚めたばかりのキトゥンと出会い、以後たびたび彼女を厄介事に巻き込む常習犯。