概要
Microsoft Officeの表計算ソフトであるExcelのシート・ブックを方眼紙に見立て、罫線を引いてセルの中に文書を埋め込む文書作成技術及びその成果物である文書ファイルのことである。
Web上で記事になるたびに記事の内容に炎上や論争が起きる案件でもある。
否定派の意見
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- 入力項目の追加・削除や入力領域の拡大・縮小が容易ではない。
- データの再利用が容易ではない。
- *印刷時に端や下部が切れてしまう。
肯定派の意見
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そもそも
なぜこのようなものが生まれたのかという話には諸説あると思われるが、「ワープロ専用機文化と一太郎文化に共通する、日本語による文書作成ツールとしての諸機能がExcelにはあるがWordにはないから」というのが初版執筆者の見解である。
1990年代末期まで、日本語による文書作成は「ワープロ専用機だろうが一太郎だろうが、罫線を駆使した表レイアウトによる文書またはフォーマット」が多く、実際にそれらで作成された文書や罫線を含むレイアウトだけを印刷し内容は手書きで追記するフォーマットが多く使われてきた。
ところが、Wordはタイプライター文化のソフトであり、表や罫線のない文書であればそのまま移行できたかもしれないが、表や罫線のあるレイアウトを伴う文書に関しては作成こそ不可能ではないが得手とはいえず、ワープロ専用機や一太郎の感覚で使えるExcelを文書作成にも用いるユーザーが増えてきた結果日本独自の文化として熟成され、今日のExcel方眼紙という存在が生まれたのではないかと考えている。
それ以外にも、ワープロ専用機や一太郎には「フリーカーソル」という「任意の場所からの文書作成」が可能だがWordにはそれがなく必ず先頭から執筆しないといけない、等々のソフトウェア作法の違いもあると考えている。実際Wordにはおせっかいと思われる機能、たとえば段落付けの自動処理もあるので、先入観を含めて「Wordは使いづらい」→「だったら好きな場所から文章を書けるExcelにしよう」という流れがあったのではないかと考えている。
もちろん、これは個人の意見なので異論反論等々あることは重々承知している。
関連項目
関連リンク
肯定派の意見
「Excel方眼紙」の何が悪い? - ITPro
否定派の意見
エクセル方眼紙はタワケ者増産マシン - WirelessWire
落としどころを見つけている人々
Excel方眼紙でいこう! -@IT
※これ以外にもたくさんあるので「Excel方眼紙」で検索!