「最上の香りを奏でろ」
「俺は 潤のために闘う」
概要
CV:諏訪部順一
褐色の肌と銀髪が特徴の、遠月学園高等部1年生の男子生徒で、薙切えりなに次ぐ天才と目されているトップエリートでもある。
「秋の選抜」では、幸平創真と黒木場リョウの二人を下す形で決勝戦を勝利し、名実共に1年最強の実力者の座に君臨した。
潤と共にスパイスを研究しており、私生活に問題が多々ある潤をフォローすることも多い。カレーやスパイスに関する豊富な知識を持っている。非常に鋭い嗅覚を持ち、料理においては香りを最も重要視している。
元はインドのスラム街で暮らしていた孤児であったが、潤が悪質なスパイスを売られそうになったのを止める形で出会う事になり、その才能を見出した彼女によって、「汐見ゼミ」の教授を身元引受人にする形で遠月学園に招かれる事になった。
年上の潤に対してタメ口ではあるが、自分の才能を見い出しスラムでの劣悪な環境、他人に虐げられる人生から救ってくれた彼女に対しては深く感謝しており、非常に強い想いを抱いている。それ故、彼女以外の人間関係や学生らしい青春への関心が薄く、その点を潤から心配されている。
アキラが常に学園内で常にトップの成績を出し、食隙や秋の選抜で勝利し続けるのは、負ければ全てを失ってしまうという、異常なまでの強迫観念に取り付かれてしまっているが為であり、準決勝時の不気味な笑みの真意に唯一気付いた堂島銀は、その強大過ぎる才能が、自らの身を滅ぼす要因になりかねない事を懸念している。