アニメ蒼穹のファフナーに登場するキャラクター皆城織姫と立上芹のカップリングである。
作中でのかかわり
芹は無印で竜宮島のコアである皆城乙姫と友達になり、その最期を見届けたり、劇場版ではコアの負担を軽減するためにコアの機能の代替者となるなど、深い関係を持っていた。戦闘時も「乙姫ちゃんの島を」と叫ぶなど、その様子は一部のファンから「ツバキチ」と称されるほどであった。
EXODUSにおいては、巫女や広登の手伝いをする傍ら、島のコアを守るために特殊医療を学び研究に励んでいた。目覚めた織姫は、乙姫とは異なり厳しい物言いが多く、芹や周囲を困惑させていたが、一方で芹に(目覚めた直後で上手く歩けないために)抱っこしてと命令し、「やっと会えた」と優しい声でそっと芹につぶやいたり、名付け親に芹を指名したりと、いわゆるツンデレであった。
芹が新同化現象に悩まされていた際には、「島を生き残らせるためよ」などと言いながら、同化を抑えるためにあーんしたりずっと手を繋いだままだったり、織姫の優しさが見られた。
EXODUS最終話において
最終話において、織姫は竜宮島からの脱出を指示し、島に命を返すことを決意。プランデルタが発令された瞬間、芹は「織姫ちゃん?!」と叫び、指揮をしていた剣司の制止も聞かずに、輸送機で移動する距離にあった竜宮島まで走って行った。そして単身アルタイルに攻撃したものの、反撃されて瀕死に陥る。何をしているのと織姫に問いただされた芹は、「織姫ちゃんいつも一人で泣いてた」「私が織姫ちゃんを守るよ」と答え、「やだよ、芹ちゃんは生きてよ」と今まで決して涙を見せないようにしていた織姫を号泣させた。視聴者も号泣した。
芹は島でアルタイルと共に眠る存在となり、海中に没した竜宮島で目覚めの時を待っている。
芹は何よりも、「一人の女の子」を守ることを選んだのである。