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編集者:Noa*Noa@ROM専
編集内容:オムニ社元ネタ説について記述

◆忍◆ 組織名鑑#5 【オムラ・インダストリ】 ◆殺◆

ネオサイタマの重化学を支えるメガコーポ。政財界におけるその権勢は労働者の奴隷的搾取により成り立つ。

家柄を重視するため重役はすべてオムラ一族の血筋で、遺伝子クローニングを行っているという噂もある。

独自に企業ニンジャも抱える。

「モーターヤッター!科学の勝利だ!」

―モーティマー・オムラ

概要

日本の重工業を独占的に牛耳っている暗黒メガコーポであり、ヨロシサン製薬と並ぶ暗黒メガコーポの代表格。

オムラ一族が代々の社長を務めている他、関連企業を含めた重役クラスの社員も少なからずオムラの血を引いた者が占めているなど家柄を重視した体制が特徴。第1部時点での社長はモーティマー・オムラ(47歳)。父は会長のアルベルト・オムラであるが、後述のモーター理念に関しては反目しあっている。。

各種サイバネ兵装から施設の防衛設備に至るまで数々のハイテック機器を開発しているが、なんといっても特徴的なのが、社長であるモーティマーが推し進める「モーター理念」に基づいて開発された「ロボ・ニンジャ」と称される戦闘ロボット群である。

重武装と重厚感が醸しだす重圧感は見る者全てを圧倒するが、その一方でAIなどに決して無視できないレベルの重大な欠陥を抱えているものがほとんどで、作中ではそこを突かれてあっけなく倒されることが多い。

現在の社内体制はモーティマーの独裁体制に近く、モーター理念にそぐわない人材・企画は問答無用で切り捨てられている(ただし会長のアルベルトに関しては、護衛のニンジャであるオメガを恐れ直接的に手出しはできなかった)。

かのネコネコカワイイは、オムラの子会社「オムラ・メディテック」とAIを提供する「ピグマリオン・コシモト兄弟カンパニー」の共同開発であったが、やはりモーター理念にそぐわない(モーティマー曰く「破壊力に関係しないだろ!」)とのことで、社長の独断によって提携を打ち切られてしまう。

他にも、同じくモーター理念に反していたというだけの理由で開発を打ち切られた「モーターチビ(モーターチイサイ)」が作中で大活躍しているなど、随所でモーター理念、延いては経営者としてのモーティマーの限界が見て取れるといえよう。

しかし腐ってもメガコーポと言うべきか、ポンコツ揃いのロボ・ニンジャと違い、最新鋭サイバネやハイテック兵器を備えた企業ニンジャ達は作中でも一定以上の評価をされている事が多く、ヘッズからも強敵揃いとみなされるニンジャが多い。

ただし「オムラ最強」と名高いオメガは例外的に、一切のサイバネ改造が施されていない生身、かつ戦闘も己がジツとカラテのみという純粋な実力派ニンジャである。

ちなみにニンジャヘッズの間では、元ネタは「ロボコップ」に登場するオムニ社であるという説が有力である。

確かに、モーターヤブの劇中での活躍(?)はどことなくあのロボットを髣髴とさせる…

モーター理念

社長モーティマーを始め、数多の社員達が盲目的に信仰している開発理念。

巨大で重装甲、重武装の兵器は強く(いわゆる大艦巨砲主義)、強い兵器であればそれだけ買い手が付き、買い手が付けば業績も上がる(モーティマーの弁を借りれば「凄くて強い!だから凄い。だから売れる。だからオムラは大きく、凄くなる」)という単純かつ無茶苦茶な理念であるが、モーティマー麾下の社員は愚かタイサ・ルニヨシのように彼を疎んでいるような社員ですらこれを信じ込んでいた。

故に業績が傾こうが会長が咎めようが、モーティマー達モーター理念信奉者は、モーター理念が「V字回復」をもたらすと信じてこの路線を突っ走っていった。

オムラの最期

以上の所業も含めた数々の横暴が祟り、第2部終盤においてついにオムラは崩壊。

第3部以降はかつての下請け会社であり反オムラ連合の筆頭でもあったオナタカミが作中におけるかつてのオムラのポジションを担うことになった。

しかし、タイサ・ルニヨシ率いるオムラ残党を始め、物語の随所に未だその姿を現し続けている。

オイランドロイドへの人間の意識と記憶の移植

スピードに囚われし暴走ライダー。

未だその姿を見せぬオムラの究極兵器。

オムラの影は未だに水面下で蠢き続けているのである。

「簡単なんだネブカドネザル。お前どう思ったあの時」

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