概要
乱星国家エルガテス一といわれる科学者の女性。眼鏡と白衣が特徴的。
数々のトリオン兵を開発しており、ゼノが通っていた学校の生徒にも広く認知されている。
その実績も相まってか多数の部下が研究室に所属している。
人物像
常に冷静な振る舞いであるが、同時に冷淡な思考の持ち主。
また、鎖国中のエルガテスのトリオン兵開発技術を守るためには手段を選ばない。
作中での影響(ネタバレ注意)
リリスは単なる戦闘用のほかに、人間型であることを利用して敵国の兵士(特に男性)を惑わすことも考慮して制作した。
リリスの軍事実用の直前にゼノが彼女を浚ってエルガテスから逃亡したことを受け、極秘事項のトリオン兵情報の保護のため追っ手としてギーヴとカロンを派遣する。
しかし、ギーヴはリリスの前に制作された人型トリオン兵である。
元々は戦闘用として作り活躍を期待し我が息子のように育てていたが、後に出来損ないとみなし見切りをつけた。(カロン曰く、ギーヴはラミアに捨てられた、とのこと)
そして、ギーヴに「ゼノは卑劣漢でお前に屈辱を与えた」というまったく虚偽の記憶を植え付けることによってゼノ・リリスの追跡任務を遂行させていたのだ。
更に、カロンを通じ、ギーヴが使い物にならなくなった場合は彼を自爆させてリリスもろども(当然修や遊真、千佳、ゼノをはじめボーダー隊員、さらには四塚市全員)漏洩したトリオン兵の技術を消去することを画策しているようで、ギーヴが損傷した頃合いを見て、実行に移そうとしている。
しかもこの一連の事件の被害は甚大で、死にはしなかったとはいえ多くの人を巻き込んでいるため、余計にたちが悪い。
以上のように、冷酷非道な性格であることは言うまでもない。そして逃亡者編の一連の事件のすべての元凶である。
余談
カロンと声優が同じである。