概要
千年戦争アイギスにおいて、プレイヤーの分身となるキャラクター。
とある王国の王子であり、彼の王国が魔物に襲われ仲間と共に逃げ延びたところから物語は始まる。
その後、女神アイギスの神殿にてアイギスの力添えと、女神の力で召喚された仲間たちと共に王国の奪還を目指すのが大まかなストーリー。
性格
イラストでは目が髪で隠れており、王子らしい風貌をしているものの、豪華に飾り立てるような装飾は身につけていない。まさに亡国の王子といったところか。
ゲーム中ではほとんど喋ることがない。
彼が話す時はほとんど一言だけか、「・・・・・・」で表記されるだけ。立ち絵のセリフもこれである。
好感度や信頼度のイベントシーンは彼の目線で語られる。時々彼の独白が入ることも。
そんな中でも彼はやはりほとんどしゃべることがなく、女の子を撫でてあげたり、そっと抱きしめてあげたり、男とはゆっくり酒を飲みながら彼らの話を聞いてあげたり、杯を掲げて乾杯するなど、行動で示すことが多い。
目が隠れたビジュアルと相まって、その様は古いギャルゲの主人公のよう。
自分から喋ることはないが、彼の側近である政務官アンナとは意思疎通ができているようで、
イベントではだいたい彼女やほかのキャラクターが説明してくれることが多い。
性格は上記のとおり寡黙だが、人を思いやる優しい心を持ち、人々を傷つける者をよしとしないが、時には仕方なく悪行を働く山賊や海賊、魔物に苦しめられている弱い立場の魔物、人々から嫌われてしまった獣人、果ては魔物によって吸血鬼と化してしまった人すら自らの王国に招きいれようとするなど、懐の深さが伺える。それゆえにあらゆる人々から厚い人望を寄せられており、そのプレッシャーに屈することなく堂々としているさまは流石というべきか。
彼はかつて存在した英雄の末裔であり、それも彼のカリスマを強くするのに一役かっている。
しかし激しい怒りを覚えたときは敵と見なしたものに自ら宣戦布告をする(自分から喋る)一面も持つ。
基本的にはそんなお人好しの彼だが、R18版では積極的に女性と関係を作っていたりする。
好意を寄せられた女性からであったり、自分からアプローチして好関係になったり様々、時には強引なやり方をするときもある。が、ちゃんとあとで謝っているようで、彼を嫌うものは居ない。(ゲームシステムの都合上嫌われても困るのだが)
多数の女性と関係を持つこと自体は特にキャラクターから言及されていない。
これも王子のカリスマの成せる技か。
戦闘能力
王子は編成から外すことができず、そのステータスはプレイヤーのレベルに応じて上がっている。
初期は頼りないステータスだが、固有の能力として戦場にいるあいだは味方全ての能力が上昇するとう特殊な効果を持つ。
また、レベルアップで称号が手に入り、それを設定することでHPを上昇させたり、味方能力上昇の効果を底上げしたりできる。
レベルを上げていくと最終的にはレアリティプラチナに匹敵するほどの能力を獲得する。
また、編成に政務官アンナが居ると王子のコストが下がり、彼女を王子のそばに配置すると王子の能力が上昇する。詳しくは政務官アンナの記事を参照。
特定のストーリーミッションをクリアすることで称号の付け替えにより覚醒が可能になった。
コストが倍以上になるが、各種性能が劇的に向上しレアリティブラックに匹敵する高性能ユニットと化す。容姿も変化し、金色と水晶の装飾が施された白銀の鎧を身にまとう。作中ではこれが女神アイギスの神器だと言われている。
相変わらず目は隠れて見えないが、それでもまるで別人のように生まれ変わった、英雄の名にふさわしい気高い姿をしている。
なお男性なので男性出撃不可のミッションでは戦場に出せない。(編成には入っている)
pixivでは他のキャラクターとともに描かれているイラストがいくつかあるが、大抵はそのキャラクターのタグがつけられており、このタグが使われることは少ない。