概要
アメリカ海兵隊では1990年代にAH-1Wの延命更新を計画し、それが形となったのがAH-1Zヴェイパーである。
シルエットはAH-1Wと類似こそしているが、別物といっていい。
ローターブレードの枚数が4枚に増加している以外にもエンジン、コックピット、センサーなど内部も大幅に変更されている。
ローターなどはUH-1Yと共通化されているので、運用コスト的メリットもある。
アメリカ海兵隊では現在AH-1Wを全機AH-1Zに改修する計画が行われており、アメリカ軍からコブラが消えるのは遠い未来の話となりそうである。