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みほ杏の編集履歴

2016-01-26 06:53:34 バージョン

みほ杏

みほあん

 TVアニメ『ガールズ&パンツァー』における、主人公「西住みほ」と、大洗女子学園  生徒会長「角谷杏」の、カップリング名を指す。基本的に、「どちらが『受け』で、どちらが『攻め』か」については、定義されていない。その解釈は、タグ使用者の、自由としている。

二人の距離


出会い

 二人の出会いは、TVアニメでの第1話。みほは、大洗女子学園の転校生だ。

 まず、沙織と華と、交友関係を気づき、トラウマである戦車道とは、無縁の生活を、満喫していた。大洗女子学園には、戦車道がなかったのだ。

 しかし、ある日、生徒会の役員3名が、やってくる。中央にいたのが、干し芋をかじる、小柄な会長――角谷杏だ。

 杏は、みほがかつて、黒森峰女学園において、戦車道をしていたことや、西住流の家系であることを、把握していたのだろう。強引に、戦車道へと引き入れようとする。廃校の事実を知る杏たちは、戦車道を復活させ、みほを引き込むことで、それを免れようとしていたのだ。

 当然、みほたちは、知る由もない。よって、二人の出会いは、あまり良いものではなかったと言えるだろう。むしろ、みほにとっては、戦車道に、再び引きずり込まれるという、絶望的な出会いとなった。



戦車道全国大会

・サンダース大学付属高校との試合

 みほと杏の交流シーンは、試合の会議などが多く、「二人きり」で描かれることは、ほとんどなかった。そのため、どの時点で、距離が縮まったのかは、定かでない。

 しかし、サンダース大学付属高校との試合後、輸送車で登場した杏が、勝利したあんこうチームに向かって、ピースをしている。その次のカットが、みほである。このことから、あのピースは、みほに送ったものではないかと、解釈できるだろう。そう仮定すると、ピースは、杏のアピールであり、笑みを浮かべたみほは、それを、受け入れたことになるのではないか。つまり、二人の距離が縮まり始めたのは、この頃だと、考えられる。


・プラウダ高校との試合

 それでも、「角谷杏」への想いは、まだまだ、浅いものであっただろう。なぜなら、プラウダ高校との試合前、みほたちはまだ、学園廃校の話を知らない。そのため、みほの中では、「廃校を阻止する生徒会長」という認識が、まだない。逆に言えば、「自分を再び、戦車道へ引っ張り込んだ生徒会長」というイメージの方が、大きかったはずだ。

 杏たち生徒会の、真意を知るのは、試合開始後。教会に追い詰められたところで、ようやく、廃校の事実と、杏たちの想いを、認識するのである。

 杏が、みほへの気持ちを、素直に伝えた言葉がある。

「私らを、ここまで連れてきてくれて、ありがとね」

 プラウダ高校との試合が再開した時、言った言葉だ。出撃する際に伝えられたもであり、杏としてみれば、「最後のお別れ」のような言葉なのかもしれない。だが、みほは、強く頷いただけ。「ここでは終わらない」と、一番強く思っていたのは、みほだったと、考えられる。


 ・黒森峰女学園との試合

 この時、杏たちカメさんチームは、別行動をとった。

 第11話の中盤で、みほたちが陣取る山に、杏らが乗るヘッツァーが、大いに活躍する場面があった。

 実行の際に、杏は、みほに対して、「アレやる?」と指示を仰いだ。つまり、事前に二人の間で、作戦のやり取りが、済んでいる。また、「アレやる?」の言葉と、みほの指示で、作戦が動いたことを考れば、二人の息は、かなりピッタリになっていることが、伺えるだろう。

 第12話では、あんこうチームを除く、全てのチームが撃破されてしまっていた。

 みほは、姉のまほと一騎打ちとなる。その際、杏は映像で観ていたが、ただただ、力強い目で、みほを見守っていた。

 みほが勝利し、大洗女子学園が優勝すると、杏の相好は崩れ、嬉しさを解き放つように、みほに抱きつく。

 みほは、抱きつかれる瞬間は、目を丸くしていた。しかし、抱擁されて、「ありがとね」と囁かれると、優しそうに笑い、「いえ……こちらこそ、ありがとうございました」と返した。

 ここで、みほと杏の間で、気持ちが共有され、お互いを、心から受け入れたと、推測できる。したがって、本格的な「みほ杏」が確立したのは、この場面と言って良い。



OVA

 BDとDVDには、特典として、新作OVAが含まれている。その第2話で、初めて、二人きりの場面が、描かれた。

 キャンプでの食事が終わって、片づけに入ったシーン。

「こんなに楽しく、戦車道ができるなんて……」

 と、みほが浸っているところに、

「みんな、この学校が好きだからね」

 と、杏が語りかける。この言葉の後、みほは、恥ずかしそうに笑うので、かなり、グッときてい ただろう。

 次に、杏が夜空を見上げ、「おっ」と声を上げる。咄嗟に、みほも空を見ると、満開の星が、広がっていた。この時のカットには、みほと杏の姿しかなく、会話も、二人だけの会話だ。

 みほも杏も、OVA第2話の時点では、心を開いていると、言って良いだろう。

 

 第6話では、宴会の場で、「ヒーローショー」を演じるあんこうチームに、杏たちが、悪役として、登場している。

 共に、「ヒーローショー」をするくらいなのだから、あんこうチームとカメさんチームとの間で、好意的な交流が行われていたと、考えられる。そこで、みほと杏が話していても、おかしくはないだろう。



劇場版

 劇場版でも、二人きりの場面が、存在する。

 島田流の愛里寿との試合前夜、外に佇むみほに、杏がやってきて、気遣う言葉を、投げかける。みほは既に、覚悟ができていたので、堂々としていた。

 ここでも、星空のカットである。どうやら、「二人きりカット」では、星空が欠かせないと思われる。星空の下に立つことで、二人は、腹を割って話せるのかもしれない。



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