概要
CV:田辺留依
ドルファホールディングスに所属の女性フェンサー。妖聖はクララ。
ドルファの幹部であり、表側の顔では慈善事業の一つである孤児院の管理を任されているが、裏の顔ではドルファ四天王の一人である。
ドルファが新たな秩序を作り、人はドルファにより管理・統治されるべきと考えており、その為には忠実な部下・ザギに冷淡な命令も下す。
ちなみに孤児院にはかなり愛着があるようで、慰安に訪れてはハープを披露していたり、孤児院の子供の小さな変化にいち早く気付けたりとベッタリな様子。
それ故にゲーム後半でフューリー回収・ファング達抹殺の成果を出せず、孤児院の子供達を人質に使われた時には激しい怒りと決死の覚悟を見せた。また、「邪神編」のラスボス戦前の会話では「ドルファによって管理する世界を作れば、不幸な孤児達もこれ以上増えなくて済む」と言う旨の発言をしている。
無印のエンディングでは重役が軒並みいなくなったドルファホールディングスの新社長となり、裏の顔のない完全な優良企業となるための指標となる。
リテイク作『ADVENT DARK FORCE』では「邪神編」で邪神と無理矢理融合しラスボスに、「魔神編」ではファン待望のパーティ入りを果たす。
「邪神編」では邪神のコントロールのために忠実なる部下ザギ・邪神の末裔のバーナードと共に邪神と融合、「魔神編」では終盤に変貌し命を落したザギの為に涙を流す場面がある。
好みの男性は母性本能をくすぐる…というよりは手の掛かりそうなダメ男のようで、「魔神編」のカップルエンディングではガツガツ食べているファングの前で微笑んでいる場面が見られる。
美容には気を配っているようで、「魔神編」でパーティ入りした後の会話でクララに「おかおのシワが前より減った」と言われて若干ムッとする場面も。
作中の性能
作中では貴重な風・雷の2種類の攻撃属性の魔法を習得可能なキャラクターである(通常、他のキャラは攻撃魔法は単一属性の魔法しか習得できない)。
また回復・補助魔法も満遍なく取り揃えており、特に補助魔法はハーラーが無印時代に習得可能だった(戦闘のバランス関係で『ADVENT DARK FORCE』では習得できなくなった)敵・味方の素早さを増減させる魔法が習得可能な唯一のキャラクターとなっている。
固有アビリティは「威圧」。範囲内の敵に確立でステータス異常を与える。
ただし素の状態での成功率はちょっと低く、また与えられるステータス異常の種類も少ないので強化は必須。相手にバーサーク状態をうっかり付与した場合は(相手のレベルにも依るが)迅速に撃破する必要があったりと扱いが難しい。
追加アビリティは「重圧」・「空間支配」。「重圧」は相手に与えられるステータス異常の種類が増え成功率も上げられるようになり、「空間支配」は「威圧」の効果範囲を広げるので複数の敵にステータス異常を与えやすくなる。