CVは阿澄佳奈
電撃文庫公式海賊本収録の『雪菜√Before/After』をプロットとした、アニメ版オリジナルエピソード「暁の帝国編」に登場する。
突如、暁古城の目の前に現れた姫柊雪菜と瓜二つの姿をした少女。素性は不明で意味不明な発言をするなどして、古城らを混乱させた。
絃神島には時間・空間を自由に移動でき、あらゆる魔力を食い尽くす人造の魔獣を討つために来た。
正体
時間転移術式により、20年後の世界からやってきた古城と雪菜の娘。
青い瞳と胸が大きい点以外は雪菜に瓜二つの容姿をした、第2世代の吸血鬼の少女。15歳
古城と同様に不死の呪いを持ち、雪菜と同じ格闘術・呪式戦闘術「八雷神法(やくさのいかずちのほう)」を扱う。
眷獣
判明している眷獣は二つ。まだまだ未熟ながら、作中基準では真祖並に反則な特性を持つ。
- 槍の黄金(ハスタ・アウルム)
雷を操る、“意思を持つ武器”たる黄金の槍。形状は母・雪菜の愛槍「雪霞狼」を、能力は父・古城が最初に(しかも雪菜の血で)従えた眷獣「獅子の黄金」を想起させる。
映像上ではわかりにくいが「雪霞狼」同様の魔力無効化能力も併せ持つ。つまり、真祖の実子という超上級魔族でありながら魔族殺しの能力を持っていることになる。
中の人が中の人なので、こちらを思い浮かべる声がネット上で多く上がった。
- 天球の蒼(エクリプティカ・サフィルス)
時空を超える能力を持つ眷獣。詳細な姿は不明。
零菜が現代にやってきた際の時間転移術式は肉体と精神しか移動できないため、未来から新たな雪霞狼を呼び寄せた際にはこちらを使用したと思われる(眷獣召喚時のエフェクトも確認できる)。
流石に規格外過ぎる性能のためか登場時点ではまだ完全に制御できておらず、萌葱の魔術的補助を必要とする。
こちらも古城が雪菜の血で従えた眷獣「水精の白鋼」が近い能力をを有する(対象の時間の巻き戻し、及びその応用による回復)。
未来のあれこれ
彼女の発言により登場人物の未来の姿を断片的に伺うことができる。
初めて出会った際に「古城君」と呼称する。未来では叔母にあたる暁凪沙の影響であると推測できる。
更に絃神島を「第四の夜の帝国(ドミニオン)」「暁の帝国」と呼ばれるまでの国家に発展させている。
出会った瞬間に攻撃して気絶させ、衣服を奪っているので初めはかなり険悪な雰囲気だが最終的には息の合った共闘をする。堅物なところは未来でも変わらず、零菜は相当ウンザリしている模様。古城の嫁。
続編では未来の彼女が零菜が主催した理不尽な裁判の終盤に乱入して、零菜を気絶させ裁判を強制終了させた。容姿は明らかにならなかったが、古城のモノローグでは美女と評されている。
出会った際、彼が痩せてて髪がふさふさしている事に驚いている。どうやら未来の彼は太っている上に髪も染めて禿げているらしい・・・。
「まるで成長していない」とのこと。ちなみに零菜も古城同様、「那月ちゃん」と呼称している。
出会った際「ドク」と呼称される。未来では雪菜と共に「帝国最高技術顧問」として働いているらしい。更に「萌葱」という零菜と同い年くらいの娘がおり、娘も科学者を務めている。
零菜は昔の浅葱が予想以上の可愛かったみたいで衝動が抑えられない程興奮した。
24話冒頭、ニーナとの3人のお風呂シーンで夏音に頭を洗ってもらってる時に「かのねぇ」と言いかけてすぐに「夏音さん」と訂正していた事から未来では姉貴分として接している事が伺える。
- 萌葱
20年後から送り込んだ協力者で第2世代の吸血鬼の少女で、ドクの娘。16歳
古城のことは「古城君」と呼ばせてる辺り、叔母にあたる暁凪沙の影響は濃いと思われる
しかし製作者側曰く、これは「数ある未来の1つ」である為、今後上記の事柄が覆る可能性もあるのであしからず・・・