概要
金髪碧眼の非常に愛らしい外見をしており、初登場時には八坂真尋の視点から描かれたため地の文に「少女」と書かれていたほど。だが男だ。
外見は中学生扱いされる程幼く、手先が不器用で言葉づかいもたどたどしい。が、大卒公務員のニャル子と同い年、つまりはこう見えて20代である。言うなれば普段の外見と言動が幼すぎるだけで、黄衣の王(後述)の方が実年齢と言える。
セラエノ宇宙図書館の司書(公務員)を務めており、検索の際には仮面ライダーWの物まねを行っている。
風属性の邪神「名状しがたきもの」ハスターの一個体であるが、他の邪神二人と違って基本的に素直ないい子なので真尋からは弟分のように扱われている。しかし入れ込みようはニャル子と大差なく、平気で真尋君の赤ちゃん産みたいとかほざく。
同時に彼自身も真尋に(LIKEでなくLOVEの意味で)好意を寄せている。
余談だがテレビアニメ版ではハス太を早期登場させる関係上、幻夢境でのエピソードが簡略化されていたりする。
黄衣の王(サイクロンエフェクト)
ハス太の本気の戦闘形態。「サイクロンエフェクト」の読みについては『仮面ライダーW』の挿入歌「Cyclone Effect」からに間違いない。
外見的に成長するだけでなく人格も普段とはまるっきり別人のように男前になる。この形態では真尋に熱を上げることもなく、「普段の私に良くしてくれてありがとう」ととても紳士的に振舞っている。
神話の通り、ローブのような黄色い衣を着、両目以外を隠す白い仮面(アニメ版ではのっぺりとした銀色の仮面)を被っている。
この形態になると両目が金色になっており、原作小説では通常ハス太の状態でもシリアスな状態では金髪金眼になって「王」のような落ち着いた口調になっている。
風を操る=大気を操るということで、風だけでなく冷気や雷などを操り敵対者を殲滅する。
この形態になったハス太を止めることは宇宙小学校時代のニャル子とクー子でも不可能だった。実際、フルフォースフォームのニャル子とクー子の総攻撃を受けてもびくともしなかった黄金アラオ猿の腕を一撃でもぎ取るほどの破壊力を披露している。
ちなみにそのあまりの別人っぷりから、この頃普段の気弱なハス太君は「王」というあだ名をつけられ、よく隣のクラスのニョグ太君に絡まれていたとのこと。
決め台詞は「王の判決を下す。死だ」
交友関係
シャンタッ君とはともに小動物的なところがある為かかなり仲が良い。
またルーヒー・ジストーンとも順調に恋愛フラグを立てまくっており、原作小説8巻では「王」の方が告白らしき台詞を発している。ハス太(碧眼)の方もああいう女性がタイプなのか、最終巻ではルーヒーの生ボイス入り目覚ましという微妙なプレゼントを貰った途端にデレデレになってしまうという4巻の彼からは想像もつかないほどの変わり様を見せている。