馬王ヘラクレス

ばおうへらくれす

漫画『トリコ』に登場する、最強の馬。

概要

島袋光年の漫画、『トリコ』に登場する、架空の生物。

グルメ界エリア８『馬王の丘』に生息する、八種類の獣の王八王の一角。立派な髭、たてがみ、マダラ模様の体毛、そして、体長３万メートル、体高２．２メートルという、圧倒的な巨体が特徴。

名前の由来は、太古の昔、馬王の祖先が他の大陸を目指しながら、高らかに咆哮していた様を、『ヘラクの応答（レス）』と呼んだことに由来する。

空気を食べることで生きながらえられる『大気食』であり、一度の食事で３６００億ｔもの空気を吸い、その後約１年は、無呼吸で生きられる。かつ、その１０％の空気しか吐き出さないため、エリア８一帯の気圧が下がり、馬王の吐き出した様々な成分が、雨となって降り注ぐ。

圧倒的な巨体を利用した打撃も強力だが、特筆すべきは、先述した呼吸能力を利用した技の数々である。

『ヘラクブレス』

鼻から放たれる、超強力なブレス攻撃。馬王からすれば只の鼻息だが、これを受けたトリコの半身は、一瞬で消え失せた。

『絶滅の呼吸（デストロイブリーズ）』

呼吸をすることで、周囲一帯を無酸素状態にする技。生命活動に酸素を必要とする生物は、まともに戦うことすらできなくなる。

『ヘラクキック』

強力な後ろ蹴り。その威力は、宇宙からも観測することができるほどである。