漫画ONEPIECE(作者:尾田栄一郎)において、アラバスタ王国(元ネタは古代エジプト王国)のネフェルタリ・コブラ・ネフェルタリ・ビビ等、王族の名字になっている。
史実のネフェルタリは古代エジプトの第19王朝、第3代目のファラオ・ラムセス2世の第一王妃。セティ1世の後宮にいたヌビア出身の女性で、ラムセス王子(当時15歳)に最初の后として嫁ぎ、5人の子を儲けるも40代半ばで亡くなった。
ネフェルタリの死後、「王妃の谷」に彩色浮彫で飾られた壮麗な墓所が築かれ、玄室内の壁面をラムセス2世が彼女を想って詠んだ詩が飾っている。