概要
鳥綱の一目。この目はツル、クイナ、ノガンなどの仲間を含み、通常クイナモドキ科、ミフウズラ科、クビワミフウズラ科>、ツル科、ツルモドキ科、ラッパチョウ科、クイナ科、ヒレアシ科、カグー科、ジャノメドリ科、ノガンモドキ科、ノガン科などの12科によって構成される。これらの諸科の鳥は一般に地上生活者で、地上で営巣、採食する。多くのものは水辺にすんでいるが、ミフウズラ、クビワミフウズラ、ノガンモドキ、ノガンなどは草原や耕地にすみ、クイナモドキは低木林、ラッパチョウは森林の鳥である。ツル目の鳥は、口蓋骨が分顎型、雛が早成性、そのほか二、三の解剖学的特徴があるが、ミフウズラ科の口蓋骨は雀顎型ないし半雀顎型、カグーやジャノメドリの雛は半晩成性といったように多くの例外があり、ツル目を特徴づける特性は非常に乏しい。
ツル目一覧
- クイナモドキ科・・・クイナモドキ、など
- クイナ科・・・ヤンバルクイナなど。
- ミフウズラ科・・・ミフウズラなど。
- ツル科・・・タンチョウ、アネハヅルなど
- ツルモドキ科・・・ツルモドキなど。
- ラッパチョウ科・・・ラッパチョウなど。
- クイナ科・・・ヤンバルクイナなど
- ヒレアシ科・・・ヒレアシなど。
- カグー科・・・カグーなど。
- ジャノメドリ科・・・ジャノメドリなど
- ノガンモドキ科・・・ノガンモドキなど。
- ノガン科・・・ノガンなど。