概要
生徒に学力が極めて低くかつ生活態度が悪いものが多いとされる学校。
ヤンキーが多かったり、授業をまともに聴かないで遊んでいたり、高校であっても殆ど小学生向けのクイズのような入試問題が出たりするといった有様がネットで度々ネタにされたりする。
真面目な議論においては「教育困難校」と表記される。
このような状況に陥ってしまう児童・生徒は家庭環境の恵まれなさ故に基礎学力や生活態度が身に付いていないものも多く、中退してしまうことも多い。
教員への負担も極めて大きいが、中には良い教師との出会いで更生して大学に進学したり、スポーツなどで大成する者も少数ながらいる。
一方でこうした学校すらついていけず辞めてしまう者がヤクザや暴走族などの犯罪組織に取り込まれたり、犯罪組織ですらやっていけず食い物にされたり落ちぶれて悲惨な目に合うこともある。
フィクションにおける底辺校
ヤンキーを題材にしたコメディ作品、一時期多かった暴走族・番長ものの作品にも多く登場する。
不良の跋扈や学力の低さなどを誇張して描写されることも多い。
ただし、『ドラゴン桜』の龍山高校は、実際には底辺校ではないと指摘されている。底辺校から東京大学を目指すのが本作の筋書きだが、主人公達は、勉強を始めた時点で中学3年程度の学力には達している。あくまでも東大を目指すには底辺という話で、本当の底辺校から見れば中堅校程度の学力はあるというわけである。
- 男塾(魁!!男塾)
- 石矢魔高校(べるぜバブ)
- 池袋正道館高校(ろくでなしBLUES)
- 開久高校(今日から俺は!!)
- クロマティ高校(魁!!クロマティ高校)
- 埼玉県立朝沼工業高校(工業哀歌バレーボーイズ)
- 関東昭和高校(実録!関東昭和軍)
- 龍山高校(ドラゴン桜)