概要
関東地方の某県(割と近くに海があるようなので千葉もしくは神奈川だろうか)の外れにある地方都市。江戸時代から血気盛んな奴らばかりが集うところで有名でもあった。
石矢魔高校の他にも聖石矢魔学園が存在し、近隣には遊園地や割と大型のショッピングモールなどもあり、それなりに充実した町と言える。まあ言うなればアニメでよくある地方都市であり、チンピラ生産工場である石矢魔高校関係の人物を除けば住民の多くは善良な一般市民である。
石矢魔高校
本作の舞台となる超絶不良校。近隣からは「ヤクザ養成所」「ヤンキー率120%」などと呼ばれ、通う学生のほとんどがモノホンのヤンキーである。初期に古市が「男子校だと思ってた読者も多いんじゃねえの」と漏らすほど女子生徒は少ない(これは、男のほぼ全員がケダモノな石矢魔高校に進学すること自体、女子にとって自殺行為に等しい部分があるため)。
制服は男子が学ラン、女子がブレザーだが、女子は全員烈怒帝瑠に(自衛目的で)所属している上、男子もロクに制服を着ない奴らばかり(男鹿の丈の短い改造制服ですらまだマシな部類)なので印象は薄い。
作中で『めだかボックス』の箱庭学園並みに授業が描かれたシーンが無く、男鹿と古市が校長先生の顔を忘れているなど、学校としての質は極めて低い。アニメ版では学力テストが4教科(つまり小学校レベル)だったにもかかわらず0点が続出したほどである。
もともと生徒に落書きされまくっている上に、不良同士の抗争で頻繁に校舎が破壊されているため廃墟のような施設だったが、石矢魔統一編にてパワーをセーブしきれなかった男鹿のパンチで校舎が完全崩壊し(テレビアニメでは東日本大震災発生直後だったこともあり、校舎の躯体が大きく歪む描写に差し替えられた。なお、後に発売されたDVD版では原作通り崩壊している)、一時的に生徒が別の高校へ強制的に転校することとなる珍事を巻き起こした(しかも『厄介な奴らばっかだから』ということで全員が1クラスの複式学級にまとめられた)。
その後新たに校舎が再築されるもベヘモット柱師団に乗っ取られてしまった挙句焔王によって全焼し、三度立て直されたら今度は殺六縁起によってふたたび混迷の時代が訪れることとなる。
殺六縁起全滅後には男鹿によって校内が統一され、内部抗争は沈静化したが、相変わらず生徒はバカばっかりで校長が存在すら忘れられるという学級崩壊っぷりは変わらなかった。
生徒の一覧
余談
本校のネーミングのモデルは、作者の出身校である滋賀県に実在する公立高校、石山高校である。
勿論漫画の「石矢魔」とは違い、県内での偏差値は公立で3番、私立を含めても5番とまったくヤンキー校ではないのだが、学校側は作者の田村から贈られた色紙を飾っているとのことで、特に怒ってはいないようである。
関連項目
魁!!男塾:生徒の学力の低さ、トンデモっぷりでは肩を並べる。もっとも、剣桃太郎と伊達臣人という、男鹿美咲や早乙女禅十郎に匹敵する例外はいたが。