「ケンカしようぜ」
概要
年齢:18才
身長:188cm
誕生日:8月6日
CV 関智一
石矢魔高校3年。「東邦神姫」の1人で男鹿辰巳のライバル。サンダルを常用。
強者と喧嘩をすることを何よりの楽しみにしている石矢魔最強の男で、天性のファイター。人間的な器も大きい。しかし、当人は石矢魔統一には興味がないため、男鹿辰巳が東邦神姫を倒すまでその事実はあまり知られていなかった。
喧嘩好きであるが基本的に「いい人」で小動物のような可愛いものに目が無く、生き物をなんでもかんでも拾って飼おうとしたり、マスコットパジャマを愛用している。
その一方では通学よりバイトを優先させたりバイト先の備品を盗んだり、適当な発言で騒動の種を蒔いたりと、かなり大雑把でいい加減な性格でもある。教科書を見てもさっぱりらしく、学業は芳しくない模様。
能力
日頃は暢気な言動が多いが、いざ喧嘩となると話は別で、放つ殺気は周囲の動物がざわつきだし(その場にいた魔族達も少し驚いていた模様)、力任せの戦いぶりは男鹿をして猛獣と言わしめるほど。その戦闘力は常人を遥かに超えている。
その巨体から振り下ろされる打撃は強力で、施錠された鉄の扉をも破壊するほどの威力を持つ。
実際に蠅王紋を発動していないとはいえ(後に王臣紋を発動するが)本気の力の男鹿と喧嘩した上に、バックドロップを脳天直撃で食らっても少し休息すれば複数の人間を背負って病院へ連れて行くことができるほどである。
男鹿との一戦があって以来一段と強くなっており、三木の一撃を喰らっても全くダメージを受けていない様で「痛ぇじゃねぇか」の一言で済ませるほどで出馬も驚いていた。小説版3巻では車にはねられても轢き逃げ犯を走って追いかけるなど超人っぷりに拍車がかかっていた。
来歴
幼少時代は吹きだまりの街で育った孤児で、そこで出会った男性から生きていく術として喧嘩を習った。コミックスでは「家が貧乏で子供の時から働いていた」と記載されている。
右肩に蠅王紋を模った刺青を入れているが、これはその男性を真似て自ら彫ったもの。
蠅王紋を「最強の証」と考えていたが、ベル坊とのリンクを切って(=蠅王紋を消して)さらに強さを増した男鹿を見て「オレとは違う、本物だ」と感じ、石矢魔最強の座を明け渡した。七海静とは幼い頃からの幼馴染である。
校舎全壊後は他の東邦神姫ともども聖石矢魔学園に転向したが、修学旅行の料金を払うために食事を抜くなどの苦学生っぷりを見せていた。その後悪魔に雇われて(本人は全く気付かず)石矢魔再建に向けて工事に協力していたが男鹿と焔王によって全焼してしまう。
殺六縁起編では男鹿に協力し、本物の蠅王紋の力で大暴れする。
卒業後はトラックの運転手をやっていたが、本職なのかアルバイトなのかは不明。
小説版第1巻では牛魔王として男鹿=三蔵法師の前に立ちはだかる。ここでも打たれ強さは強調されており、魔界の絵本の効果により黄金のオーラを纏うことでさらに防御力が上がっている。
関連タグ
ロブ・ルッチ…声が同じネコ科がモチーフの戦闘狂。地位よりも争いに拘る点も同じだが、不良なら義理人情に厚い東条と目的の為なら手段を選ばない政府の下僕と対照的なところもある。