坂崎のおっちゃんの愛娘。父親に顔がそっくりな、到底美形とは言い難い容姿の20歳の女性。名前も、美しいに心と書いて「みここ」と読む、いわく言い難いものである。しかし父親の坂崎のおっちゃんからは名前も含めて大変素晴らしいと思われている(もっとも、自分の娘が可愛くない父親なんていないから当然か)。
父・孝太郎が正月に自宅に招待したカイジに好意を抱いており、膝枕をねだったり腕に抱きついたりとかなり積極的で、いわゆる「惚れた男に尽くすいい女」ではあるが、カイジとしては顔も含めて積極的過ぎてうんざりしていた。 顔だけは『賭博破戒録』から写真や坂崎の回想などで登場していた。アニメ『破戒録篇』のEDでは、原作『堕天録』1話の公園場面を用いて登場しているもののアニメ本編では最終話にてモブキャラとして一瞬しか登場していない。
タグとしては、名前だけの「美心」の方がよく見受けられる。
そのような役柄であるためか、殺伐としがちな本編に於いてコメディーリリーフ的な役割を果たしている。漫画家志望らしく、自分とカイジをモデルにした『ループイカジくん』なるものを描いている。