概要
インドネシア原産。
飼い鳥として昔から有名で、所謂「手乗り文鳥」で名高い。
基本的には気が荒く対の関係に拘りがち、よく言えば一途、悪く言えば協調性が悪いわけだが、この性格がたまらないというファンが多い。
丈夫で飼いやすく、極端な例だが20年ほど生きた記録がある。
舌の構造上言葉の真似は殆どできないが、知能は高くヤマガラ同様おみくじ引きの芸などを仕込むことができる。
愛知県の弥富村の文鳥が有名だが、最近は台湾産も多い。
飼い鳥としてポピュラーな為かあまり知られていないが、野生のブンチョウは絶滅の危機に瀕しており、レッドデータブックにも「絶滅危惧2種」に記載されている。
嘗ては多摩川など大規模な芦原がある河川流域で、野生化したブンチョウを見かける事が多かったが、現在では稀になった。