意味
良くも悪くもハードボイルドになり切れない半熟者という意味。
主人公、左翔太郎の通称としても使われる。
元は、二人がコンビを組んで探偵業を営むようになってから、
何かにつけてやたらハードボイルドを気取る割に、それを空回りさせたり情に流されて甘い判断を下しがちな翔太郎の人となりを見てきたフィリップが、そんな翔太郎を揶揄する意味で(ハードボイルド(=固ゆで卵)ではなく)『煮え切らない半熟卵』と評したのが始まり。
だが、そんな翔太郎の熱くも甘い(=情のある)やりかたで救われた依頼人や解決した事件も少なからずあり、今ではフィリップも亜樹子も、良くも悪くも翔太郎の愛すべき点の一つとして、親愛の情も込めたからかい言葉として使っている(そのたびに翔太郎は「ハーフじゃねえって!」と否定するが)。
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