百合根友久

ゆりねともひさ

百合根友久とは、今野敏作の『ST警視庁科学特捜班シリーズ』並びに本作をドラマ化した『ST赤と白の捜査ファイル』に登場するキャラクターである。

「僕だって皆さんの役に立ちたいんですよ！」

概要

STの管理に任命されたキャリアの警部。メンバーからは「キャップ」と呼ばれている。一人称は「僕」だが､感情が高ぶると「俺」になる。

原作では見た目のせいで年より若く見える30歳｡ドラマではゆとり世代の26歳。

常にメンバーの強烈な個性と言動に日々振り回されている苦労人。そのため当初はSTメンバーを纏めるため四苦八苦していたが、捜査に携わっているうちに、次第にSTへ愛着のようなものを持ち始めている。

ドラマでは几帳面さがこじれた完璧主義者で、思いついたことやこれからやろうとすることはすべてメモしなければ気が済まない『メモ魔』。だが、その反面自分に自信が無く、すぐ自分を菊川や赤城と比べては卑屈になっている。

また『悪者は絶対に許さない』という正義感の強い熱血な一面も持っており、開き直って自分の罪を反省しない卑劣な犯人には怒りのあまり掴みかかる事もある。

銃の腕前は警察官内ナンバー1で、赤城からも「天才的なシューター」と認められるほどである。

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