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ブリジットという名の少女の編集履歴

2016-05-08 02:57:09 バージョン

ブリジットという名の少女

ぶりじっとというなのしょうじょ

『ブリジットという名の少女』とは相田裕の漫画『GUNSLINGER GIRL』を原作とした二次創作小説。

「ブリジット、どんな気分だい?」

「さいあく」


日本人の引きこもりオタク青年は、気がついたら少女になっていた。

それも『GUNSLINGER GIRL』の世界の義体として。

「条件付け」という首輪と大きな銃を与えあられた“彼女”は、今日も血と硝煙と悲劇と憎しみに塗れたイタリアの地で小さな幸せを求めて戦い続ける……



概要

相田裕原作の漫画作品『GUNSLINGER GIRL』を題材にした二次創作小説

作者はH&K氏。

小説検索・投稿サイト『Arcadia』にて投稿・連載されていた。

全85話(プロローグ+本編83話+エピローグ)。完結済み。


↓本作リンク先↓

http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&all=17050


二次創作小説の定番である「原作知識を有する転生TSオリジナルキャラクターを主人公とする作品」であるため、(悪く言ってしまうと)地雷要素が高い作品に見えるが、『ガンスリ』原作の設定と上手く調合することによって、原作における「哀愁をただよわせつつもどこか救いがある世界観」をSSという媒体で見事に再現している。


『GUNSLINGER GIRL』というその設定故に二次創作が難しい(実際、それを裏付けるように『ガンスリ』を原作にした二次創作SSは非常に少ない)作品を題材にしていることに加え、長編作品でありながらも最後まで物語を書き切った完結作品であるため、『Arcadia』の二次創作SSの中でも人気・評価・知名度は高い。

また、「ファンフィクション」という側面のみならず、「TSもの」としても純粋に面白い作品なので、原作を未読・未見の読者でも問題なく楽しめる。


原作が未だに連載中であった2010年から投稿が始まり、当初はアニメ第2期までエピソード(「ピノッキオ編」)で完結させる予定であったが、読者からの反響を受けて第2部がスタートし、そのまま原作の最終エピソード分まで連載されることとなり無事に完結を迎えたという経緯がある。


余談だが、本作の本編が完結したのは原作が完結するよりも半年ほど早かったりする。

(本作の本編エピローグが投稿されたのが2012年4月2日。原作の最終話が掲載されたのは2012年9月27日に発売された『電撃大王』2012年11月号)



主要登場人物

オリジナルキャラクター

ブリジット・フォン・グーテンベルト

本作の主人公。通称ブリジット。

「社会福祉公社」が完成させた義体の1期生の1人。

義体化にあたり過去の記憶を全て消去されただけでなく、諸処の事情から元の人格まで抹消した結果、『GUNSLINGER GIRL』が漫画として存在していた世界で生きていた日本人の青年の転生体となってしまった。

前世の記憶・知識・人格をそのまま継承してしまったため、「条件付け」によって施された銃や殺人に対する恐怖の欠如や、担当官であるアルフォドに対する愛情に苦しみ、精神をすり減らしながらも二度目の人生をできる限り精一杯生きていこうとするが……

劇中における主な使用銃器はMP5P226


アルフォド

ブリジットの担当官。

とある事情から軍警察を退役し、暇を持て余していたところを当時の同僚であったジャンに拾われる形で公社の一員となった過去を持つ。

ブリジットに対しては時には大人として、時には家族や恋人のように振るまい、やや不器用なところはありながらも愛情を注いで接している。

良くも悪くも平凡な感性を持った大人で、義体をあくまでも道具とみなしているジャンを始めとした一部の公社の人間たちとは折り合いが悪い。



その他

本編の完結後、「ifの世界」を描いた番外編『HEAVEN HEART HEART』が連載されたが、こちらは未完のまま打ち切り終了となった。

2016年4月から小説投稿サイトハーメルンにて「再構成」「二度目の物語」と称した『ブリジットという名の少女【Re】』の連載がスタートし、現在も連載中。

また、主氏による三次創作SS『Her name is Charis!!』が氏のブログにて不定期に連載されている。



関連タグ

二次創作 版権小説 二次小説 SS

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