転生オリキャラ

てんせいおりきゃら

オリキャラの一種で、二次創作などに使用されるタグ

概要

オリジナルキャラクターの一種であるが、その設定に夢小説、クロスオーバーで多く使われる転生要素を含む。

この場合の転生とは、生まれ変わりという一般的な使用方法ではなく、A世界からB世界への移動の一手段であり、さらに、オリジナルキャラクターに以下のような特殊な設定をつけることが可能である。

1. オリジナルキャラクターが若くても人生経験を積んでいるという設定
2. オリジナルキャラクターがA世界で身に着けていた能力や知識を、B世界で使用できるという設定
3. 二次創作の場合、オリジナルキャラクターが前世で原作キャラクターとの交流があったという設定
4. 二次創作の場合、オリジナルキャラクターが現世で原作キャラクターと近いポジションにあるという設定

物語の主人公として扱われる転生オリキャラは転生主人公、主人公以外の転生オリキャラで物語の悪役を担うものは悪徳転生者、主人公でも悪役でもない非重要ポジションのものは転生モブと称される。

ただし、モブ転生型の転生主人公を作者が誤って転生モブと称するケースもあるため、文脈による判断が要る。

また、モブ転生した転生主人公自身が「自分はこのままモブとして生涯を終えるだろう」と思い込んで転生モブを自称するパターンもある。

注意点

版権作品の要素や特定ワードを含む場合、二次オリ扱いとなるので、一次創作・オリジナルとしてのオリキャラにはなりえない。

その辺りの詳細は二次オリを参照されたし。

転生オリキャラの特性と、よくある失敗例

現実世界に住むオリキャラが既存の創作物の世界へ転生した場合、転生オリキャラが題材作品の筋書きと原作キャラクターの結末を既に知っている「既読者」という設定を付与することが可能なので、上手くすれば「読者ならではの視点」から原作世界や原作キャラクターを俯瞰し、もう一つの可能性を導く良作を作ることもできる。

だが作者が「この作品の中で無制限にあんなことやこんなことがしたい！」という願望を強めて、作品としてのドラマ性より自分の欲望を優先してしまうと、転生の過程で神様からチート・最強能力を付与された転生オリキャラが本来の主人公や悪役を軽々と成敗して断罪・説教し、物語を自分の思い通りに改変して異性キャラ達にモテモテになり、転生先世界の住人達からちやほやされるだけの、書き手の自己満足のみの作品になってしまう事態にも……

何事も、程々が大事だよね！

関連タグ

転生　転生者　転生主人公　転生キャラ　転生モブ　悪徳転生者

夢小説　二次オリ　オリ主　夢主

異世界転生　転生トリップ　クロスオーバー　多重転生　多重トリップ　多重転生トリップ　多重クロス

メアリー・スー(二次創作用語)

転生ちゃんねる

小説家になろう

：異世界転生ブームを起こした小説投稿サイト。一次創作の転生オリキャラは、こちらで多く目撃される。

ハーメルン(小説投稿サイト)

：こちらも転生オリキャラ作品が多い。当初は二次創作限定だったが、一次創作も解禁された。