チップ=ザナフとは、ギルティギアシリーズに登場するキャラクター。
プロフィール
身長:183cm
体重:67kg
血液型:B型
出身地:アメリカ合衆国(本人は日本と主張)
生年月日:2月9日
アイタイプ:赤
趣味:夢を見ること
大切なもの:睡眠薬
嫌いなもの:悪夢、マフィア、ギャング、やくざ
格闘スタイル:忍者
所属:元聖騎士団
概要
より多くの弱いものを守れる大きな男となるべく、日々精進を重ねる外国人忍者。(本人は日本人だと主張)
かつては闇社会で麻薬の売人としてすさんだ生活を送り、自らも麻薬漬けとなって所属していた組織から廃棄されかける。その際に現れた忍者・毅(つよし)によって命を救われ、彼の手で更生されていった。そのことに深い恩義を感じたチップは彼の弟子となり、一流の忍者となるべく鍛錬に励んでいく。だがそんな日々も長くは続かず、チップを麻薬に染めたかつての組織は毅を暗殺する。今わの際で復讐を止められたチップではあったが、師を理不尽に奪われた怒りを抑えられず、彼はかつて自分の所属していた麻薬組織を潰すべく、そして師の教えから「多くの弱いものを守れる」存在となるべく、大きな力を行使できる存在=大統領となる道を進みはじめるのだった。
性格
性格は熱しやすく、短気でせっかち。単細胞といえばそれまでだが、頭が冷えているときはかなり深いことまで考えられるため、けっして馬鹿なわけではない。また戦闘での頭の回転は普段の倍以上に早くなり、勘も非常に鋭くなる。
思い込みが激しく突っ走りやすい傾向にあるものの、自分が間違っていると分かれば素直に非を認め、更生しようと努力するまっすぐさも持ち合わせている。
師である毅の影響で非常に日本かぶれしており、少々間違った日本への認識を持ってしまっている。そのせいか、必殺技の掛け声などに日本文化を代表する(と外国人が認識している)単語を叫んでくる。
外見
銀髪・赤目という独特の風貌に、黒と白のシンプルな衣装に身を包んでいる。開幕時には真っ赤な襟巻をして登場することもある。
戦闘スタイル
忍術を主体としたスピードと手数で押し切る速攻戦術を得意とする。
一発の攻撃力自体は低いものの、それを重ねて相手にダメージを蓄積させていく。スピードはギルティギアシリーズ中でもトップクラスの速さを誇り、さらに『幻朧斬』や『毅式転移』などの瞬間移動も持っているため、フィールドを縦横無尽に移動しながら相手を翻弄する。
西洋人には体得の難しい「気」の法術を習得していようで、それらも十二分に発揮して攻めてくる。
■武器
・ブレード
右腕に装着しているチップのメイン武器。籠手(こて)と一体となっている刃渡り40cm近い得物で、普段は折りたたんでしまってある。
・忍具
挑発の際に手裏剣を投げたり、覚醒必殺技でクナイを投げたりしてくるが、普段はほとんど使用してこない。
紙・紙忍者
チップのプレイヤーたちから愛称として『紙』と呼ばれることがある。これはチップの防御力が全キャラ中最も低いことに起因する。正確には被ダメージ時の体力の減少倍率に関連するものなのだが、ダメージを受けた際の防御倍率が通常なら1.00のところをチップは1.30となっており、要するに常に1.30倍のダメージを受けることになっている。
シッショー
チップの負け台詞。
無論『師匠』の意味だが、その独特のイントネーションから負け台詞の代表のような扱いとなった。
この影響か、たまに負けることを『シショる』という人もいる。
その他
実は人類No.2クラスの潜在能力を持っているのだが、ゲームでの仕様上の関係でそれを表現することが非常に難しく、そのあたりに関しては石渡太輔氏も非常に残念に思っているという。
しかし、小説ではガブリエル大統領(人類No.1だから仕方ないとも言えるが)に負けたり、カイに勝てないと実感しているシーンがある。