概要
『超次元ゲイムネプテューヌmk2』の支配エンディングルート「救世の悲愴」でしか手に入らない魔剣。女神の命を奪うことでその力を増幅させる恐ろしい剣である。
作中ではネプギアを除く女神全員の命を奪うことで最強の剣となり、犯罪神を打ち倒したが、その一連の流れはネプテューヌシリーズ最悪のバッドエンドと言っても過言ではない。
Re;birth2でのゲハバーン
そして、リメイクの『超次次元ゲイムネプテューヌRe;Birth2』でもこの剣は登場し、悲劇は再び繰り返されると思われたが、条件を満たす事で最悪の事態を回避できるようになった。
犠牲の上に成り立つ平和を良しとしないネプギアによって破壊された魔剣は、四カ国のシェアクリスタルで作り上げた刀身に換装され(その際柄は魔改造で実質別物になった)、ゲイムギョウ界全てのシェアを集めた究極の聖剣『シェアブレイド』として(たった三日で)生まれ変わり、莫大なシェアを一身に受けたためか、ネプギアのプロセッサユニットも更なる変化を果たした。
…刀身は変更、柄は実質別物(さらに「重要なのは刀身だから問題ない」と魔改造での懸念は払拭されている)という時点で気付くかもしれないが、この展開、別にゲハバーンはいらなかった。最初からシェアクリスタルで適当な武器を作ればよかっただけである。結果的に支配エンドはより賢明な解決策を見つけられず、不必要な犠牲を出すだけの愚かな結末になってしまった。
ちなみに肝心のゲハバーンの性能の方はシェアブレイドを引き立たせるためか、下方修正されて最強でもなんでもなくなっており(シェアブレイドの半分以下の性能しかない)、シェアブレイドがネプギアとユニが二人だけで三日で作り上げたと、かなり簡単に作れるため、女神7人を犠牲にしてもその程度の剣しか作れないという更に悲惨で皮肉の効いたものとなっている。