概要
スパルタの武将クレイトスは、誓約を交わした戦神アレスの名のもとに、アレスを崇めない人々を彼より授かった双剣ブレイズオブカオスで次々と虐殺していた。
ある日、アテナを信仰する村を焼き討ちし、神殿に隠れていた人々を次々と殺害していったクレイトスだったが、なんと最後に殺した二人はスパルタにいるはずの妻リサンドラと娘カリオペだった。これはクレイトスを最強の戦士にしてオリュンポスへの反乱の切り札にするため、彼の人間性を消し去ろうと目論んだアレスの策略だった。
そして神殿とともにクレイトスの妻子は焼け崩れ、その遺灰が彼の肌に呪いとして纏わりつき亡霊のように白く染めた。それ以来、世間はクレイトスを「妻子を殺め修羅に堕ちた戦士」として、スパルタの亡霊と呼ぶようになった。